本線を走っていると、目に入ってきたのは
二人のお母さん。
長靴を履き、顔も首まわりもしっかりガード。
日除け帽子を被っています。
エプロンの裾もヒラヒラ(*^_^*)

コンテナを椅子の代わりに。

花畑で、何やら重要な会議中らしく‥
絶妙な、体の傾きぐあいです。

思わず振り返って、二度見してしまいます。
フフフ な~んだ案山子さん。

そして、ほっこりな気分に。

蓮の花も そろそろ。
泥の池から、清い花がひらこうとしています。
朝日があたる庭の片隅に、一輪ずつ。
元気を貰っています。

このところ、毎日が雨続いています。
野菜は、つやつや肌です。
我が家の夏野菜も取れるようになってきました。
茄子もトマトも、やわらかで食感はしっかり。

ささやかな、収獲ですが
二人には十分で、おいしい(^O^)
いただき物の、白桃。
おだやかな甘さと香りです。

現役を離れて久しいのですが
穏やかに縁を繋いでいる、友人から
「変わりは無いかい?」

「ありがとう。元気に暮らしているよ」
夏のご挨拶を交換しています。

変わりなく、普通に暮らしていることが
幸せと感じる毎日です。

佐渡の棚田に棲む生きものたち を、集めた写真集があります。

主に、豊かな田んぼに集まる
小さな水生昆虫や、トンボ・蝶🦋
蛙🐸・てんとう虫🐞・蜘蛛・蟻‥蛇なども。

見たことはあるけれど、
名前も知らない虫たちがいっぱいです。
田んぼの周りの虫たちをモデルに、
写真をまとめられたのは、服部謙次さん。

2 年前に、写真展の会場を水津の茶房げんざさんに設けたのですが、

佐渡でも、コロナ患者が増え始めた頃と重なり、
一日だけの開催で、延期を余儀なくされて‥
と、言うイキサツがありました。

私たちは、その初日に伺ったので
服部さんにお会いすることができ、小さなモデルさん達の生態について
アレコレお話しを聞くことができました。

その時、写真展の中から
「好きな写真を、一枚撮ってもいいですか?」

許可を得て、
🐸さん達を撮らせてもらったのがコレ。
夜に、田んぼから聞こえてくる
蛙たちの賑やかな声を、聞くことはあっても
こんなに珍しい生態を見ることは、初めての事で‥。

可愛くもあり、ビックリです。
写真集の中の、身近な小さな虫たちをきっかけにして
子ども達が生きものに興味をもってくれたらいいな‥。
佐渡の美味しいお米が育つ田んぼは、生きものたちも元気です。
農業者にとっては身近な
田んぼ周辺の小さな虫たちばかり。

同じ時に、友人も写真展に来ていて
「ウチの田んぼのコドモ達がモデルなのだからね」
蜘蛛の種類もたくさん。
それぞれに、役割がある(^^)v
清い水が流れ
地区の皆さんが守る、美しい棚田の風景。
孫にプレゼントしたいな、と思い
服部さんにお願いして、譲っていただいた写真集は 4 部作。

岩首 小倉 生椿 片野尾 など。
美しい棚田の風景と、昆虫や水の中の生きものたち。
佐渡の朱鷺の故郷、生椿(はえつばき)編を
虫が大好きな孫へ、プレゼント(^O^)

後日、お母さんからは
この中に、ミイデラゴミムシを見つけた 4 歳君が
「この虫はね、熱っついオナラをするんだよ」と、教えてくれました、とのこと。
またの名は、へっぴり虫。
“ プッ ”と音をたてガスを発射するのだとか。

よく見つけたね。よく知っていたね。
土の上を動く小さな虫は、子どものお友達。

トンボ・蛙などは、親しみをもっていましたが
佐渡のミイデラゴミムシを、爺さんも婆さんも知りませんでした。

孫に教えてもらう日が来るなんて
うれしい、できごとでした (^O^)
ひとつひとつ、よ~く見ているうちに
カタカナのほとんどを
田んぼの生きものと恐竜の名前で覚えたそう。
佐渡は、日本で初めて
世界農業遺産( GIAHS : ジアス ) に認定された米づくりの島。


環境にやさしい農法で栽培する、認証制度を設け
「朱鷺と暮らす郷」の米づくりに乗り出しました。

認証農家は、年 2 回 田んぼの生物の数や種類を調べています。
(2008年より)


JA佐渡 令和3年産「環境にやさしい佐渡米づくり」カレンダー 
を、『検索』していただくと
佐渡の米づくりの取り組みが、紹介されています。

田んぼの生きものたちと育む
「おいしさ」と「みばえ」を兼ね備えた日本一の佐渡米

作成 JA佐渡  
監修・協力 佐渡農業振興連絡会稲作振興会 生きもの写真撮影 ( 服部謙次 )

服部さんの写真は
全農広報部 田んぼの生きもの調査 
ツイッターでも、多く紹介されています。

#食と農を未来につなぐ 
読んで楽しい豆知識 が たくさん

朱鷺の舞う島では、子ども達も田んぼに入り
生きもの調査をして、生きものの命が、つながっていることを学んでいます。
朱鷺と暮らす郷の
田んぼアートが見ごろです。
可愛いデザイン
田んぼアートの 稲の色は 4 種類
稲作に関わる虫には、
「害虫」「益虫」「ただの虫」の区別があるそうです。

害虫とは、稲の葉や穂を食べる虫を指し、
ニカメイチュウ・カメムシ・ウンカなど。

益虫とは、その害虫を食べる
クモ・トンボ・カエル・アメンボ・スズメ・ツバメなど。

その他の多くは「ただの虫」たち
食物の連鎖に、大切な役目をもっているのだそう。
      
おいしいお米の近くには
たくさんの虫たちが、田んぼや畦道に棲んでいることを知りました。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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