朝の爽やかな時間のうちに
神事「茅の輪くぐり」をし、お清めしてきました。


半年を無事に過ごしてこれたことを感謝し、心身を清めて厄災を祓い

これからの半年の、無病息災を願って
茅で編んだ輪をくぐり
夏越しの祓いをする行事だそうです。


茅の輪のくぐり方を教えていただき
左足から8の字を書くように、3回くぐりました。

それから、熊野神社へ参拝。

緑色のカヤが、美しく爽やかでした。


境内は、すっきりと清掃されていて
気持ちのいい空間。
千種交差点・熊野神社にて
J A 佐渡・金井支店 よらん舎近く 
茅の輪くぐりで、厄除けを済ませたのでしょう、久ぶりに会ったお友達と

参道の石段に腰を掛け
お話しをされているグループがありました(^O^)
神社の御神木は、(樅モミ)の木
幹囲 2.4 mもあり、樹齢の推定は 150 年くらい。
 
境内には、コンクリート製の滑り台が備わっていました。

子ども達の、遊びの場だったのでしょうが
いつの時代に作られた滑り台なのでしょう?

神社の境内で賑やかに遊ぶ
子ども達の声が聞こえてきたのは‥昔むかしのこと。

静かな境内の一画に、懐かしい遊具が残されていて

鬼ごっこやケンケンパ‥など
汗をかいて走り、遊ぶ、昭和の風景が思い出されました。

蒸し暑さが、佐渡をおおっています。

朱鷺の森公園の近くの
東光院さんのハスの花は咲いた頃かな?

訪ねてきました。
涼し気で 気品とやさしさ 蓮の花の色
スッーと伸びた茎が、凛としています。
早朝は、もっと生き生きしていて
朝露を溜めた葉の風情が、絵になるそうです。
蓮は、泥の池から美しく咲きます。

きのう、披露されたばかりという本堂を
ご住職が、案内してくださいました。

天上には
蓮の花、ご本尊と朱鷺の画が描かれています。
ふすま絵は4枚
ご本尊は、智恵と慈悲を授けてくださるそう。
弘法大師が、法話のようす‥とか
十の誉き戒め
人としての生き方‥を教示したもの
参道にうめてあるという 💛マークを
一つだけ見つけることができました。

久しぶりに親戚を訪ねたのは 6 月 14 日

羽茂まつりの前日でした。

家々ごとに、紅白幕が張られ
明日の「羽茂まつり」のために

華やかな雰囲気と活気が、町にあふれ
準備に忙しいようすの日でした。


コロナ禍の期間は、神事のみを行っていたそうですが
町をあげての祭りの復活は、実に5年ぶり。


以前に、フェースブックへ投稿した写真が
〇〇年前の懐かしい思い出として
出てきましたので、再度 UP してみます。


子孫繁栄を祈って、おおらかに。
町の若者から選ばれて、演じます。


本日の主役なれど、最初は恥ずかしくて
「お面がね~と、演っておれんちゃ」だったのですが‥

観衆の拍手につれて、演技は自由に自然に大胆に。

どんどん盛り上がっていきます。


大獅子は、家々ごとに
勢いよく門付けして廻り、お祭りは力強く勢いを増していきます。

この他、神社で奉納される
神事も大切に守られ続けられています。


重複するところもありますが
以前のブログで 羽茂まつり を紹介しております。


羽茂まつり;郷土芸能満載 | 佐渡の柿餅本舗 (sado-biyori.com)

羽茂まつり | 佐渡の柿餅本舗 (sado-biyori.com)



町のお祭りの復活は、町の人たちに
うれしい元気をも取り戻してくれたようです。


新穂潟上の天王さんと呼ばれ
親しまれている牛尾神社では

毎年、6月12日 13日に
例祭「天王祭」が催されています。
宵宮 
夕方からの奉納薪能を鑑賞に。
神社への入り口 鳥居をくぐって参道へ
開演を待ちます
涼しくなってきました
能舞台
火入れ式
権禰宜と巫女により、薪能の灯りを点けてまわります
牛尾神社 宵宮奉納薪能 「田村」
演能は 神月会

この夜の奉納薪能は、画像を記録され
「日本の祭り」 として
NST新潟総合テレビ にて 放送される予定。
日本の祭り 「牛尾神社例祭 天王祭」
7 月 28 日 午後 2 時より


翌日 6月13日にも
牛尾神社 本殿にて 神事が続きます
青空に幟が風にはためき
大きな音を立てていました。
本殿にて
例大祭 式次第
宮司の挨拶から 始まります

献饌 
神様への感謝と畏怖の念から差し上げる食物
お米 酒 海の幸(鯛) 野菜 果物 塩 水
天鈿女の舞 (あまのうずめ)
数年ぶりの奉納とか。

榊の枝をゆすって、舞います。
太鼓と笛は、トントン・ヒュ~ピ~ヒャラ

掛け合いの調子よろしく
明るく、快いリズムが本堂内に満ちてきます。
猿田彦の舞 (天狗の舞)
神明神楽
巫女 二人による神楽鈴が、シャンシャンと響きわたります
事代主の舞 ことしろぬし (えびす舞)
五段神楽

本殿には、神社の関係者しか上れませんので
巫女の舞いは、誰でも舞えるわけではありません。

伝統を引き継ぎ、守る意義の重さを感じました。

新穂地区の総代による玉ぐし奉納の後
前年度の総代によって、玉ぐしが奉納されました
大国主の舞 おおくにぬし (大黒舞)

大黒さまからのお菓子が参拝者に蒔かれ
《福》をいただいて帰りました。

潟上の鬼太鼓
地域の若者 爽やかな鬼さん達

神輿渡し
鬼太鼓を奉納の後、撮影させていただきました。
御旅所
佐渡市指定の文化財
樹齢およそ千年 「安産杉」
創建 1232 年の牛尾神社の杜は
鳥居をくぐって、参道を進めば静寂の世界です。

☆。。。。。。☆。。。。。。☆

隣に座られた方は、私は「大黒舞」をしているので
勉強させてもらいに来ました。

ハーネスを付けている盲導犬も、一緒に。
とてもよく教育されていて、お利巧にご主人の傍で控えています。
佐渡では、一頭だけが活躍しているのだそう。

地元の中学生も一緒に見学。

神社のお祭りは、地域の要となる大切な祭事です。

おだやかな陽ざしに恵まれ、神聖な境内の中で
永い時間を積み重ね、繋いでこられた祭事が
地域で守られていることは、とても幸せなことと感じる日でした。


新潟県の団子と言えば、
この笹団子をイメージする方が多いと思います。


友人が作り届けて下さったのは
草団子粉で、漉し餡を包んだ笹団子

子どもの日を祝って作る、お団子でもあります。



☆。。。。。。☆。。。。。。☆

実家のある地域では、団子と言えば
(茅カヤ) の葉で包む、お団子を作ります。

白い団子粉の中は、粒あんのことが多く
香りが良くて美味しいのです。

私にとっての故郷の味は、このお団子です。

先輩が、届けて下さったのは、なつかしいカヤ巻き団子

佐渡では、子どもの日を月遅れで祝いますので
<鯉のぼり>は、6月まで空を泳ぎます。

上新粉と白玉粉を合わせて、ツルリとシコシコ感のある団子を
スゲの紐でクルクルと巻き、縛ります。

簡単そうでいて、なかなか形よく縛れません。


台所で団子を作る母の傍には、
<美味しい予感>があって、嬉しかった思い出があります。


今では、カヤ巻きの団子を
家庭で作ることは、ほとんどなくなっていますが‥。


お祝いの日に作る特別食の、カヤ巻き団子。

<餡> は、畑で育てた小豆を、冬の農閑期に選別し
保存しておいたもので炊きます。

たっぷりの餡を包んだ、素朴で大ぶりな団子でした。

団子を包む、茅を刈りに行くのは男たちの役目。

団子を丸め蒸し器に入れ、待つことしばし
カヤの香りが増してきます。


蒸し上がったばかりの団子のアンコは、アッチッチだったな~。

カヤの葉で、指を切ったりもしたな~。


昔と同じように、カヤ団子を作る家庭は少ないかも知れませんが

子どもでも参加できる、季節の味を伝えられたら‥いいのにな~。


季節の素材で作る、お団子だからこそ
楽しかったのでしょう。


懐かしい味、いただきました (^O^)


佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

最近の記事

最近のコメント

アーカイブ