1. 佐渡の田舎暮らし日記
秋の収穫を感謝して、
9月15日には多くの地域で
秋祭りが行われています。

八幡地区でも早朝から
太鼓の音が聞こえてきています。

大雨の警報が出されているなか
雨に濡れながら、鬼さんたちはさぞや寒かろうと心配です。


太鼓の音が近づいたり、遠ざかったり
家々を門付けしながら、移動しているようです。

雨に備えて
トラックの荷台には、屋根を付けて対応。
車の流れを止めないように、丁寧に誘導中
赤鬼 青鬼 マメ
青年会の若手が、我が家の玄関に来てくれました。
八幡地区は、豆まき型と呼ばれる鬼太鼓。

人にとりついた邪気を食べ、
無病息災を叶えてくれると言われているので
獅子に頭を噛んで貰いました。

家内安全のお札もいただきました。

いよいよ、秋の収穫作業が本格的になります。

厳しかった労働の実りと、神への感謝を祝う秋祭り。


最後に、爆竹を鳴らして終了するのは八幡地区だけだそうです。


蕎麦の白い花が咲き揃っています。
赤みを帯びた茎の色との、美しい取り合わせ。
空気が秋へと移ってきたようで
あちこちで
家族総出の稲刈り作業中
畦道には、籾を運ぶトラックがスタンバイ
稲刈りの終わったばかりの田んぼは
おだやかで、静かな気配がしています。
友人を訪ねたおり、大きな栗の木に
栗のイガイガが、たっぷりたわわ。

実がハゼて、落ちてくるのは数日後かな
栗拾いが、楽しみ(^O^)

数日前に
雨の予報が出たので、大根を播きました。

間引き菜も食べようとの魂胆もあって、種の間隔が密です。


☆。。。。。。☆。。。。。。☆


帰る途中の、佐渡カントリーエレベーター前には
軽トラックの長い列ができていました。

何やら、受け入れチェックがあるようで
係りの人が忙しそう。

マイクから、案内や指示が聞こえてきます。


佐渡の米蔵へ、新米が次々と運び込まれていました。

収獲の秋ならではの風景です。


そろそろ終盤かな‥と思うのですが
まだ、茄子 ししとう が取れています。

ありがたい (^O^)


☆。。。。。。☆。。。。。。☆


上弦の月
とても、明るい月明りの夜。

薄く雲がかかっていて
スマホでは、これで精一杯でした。


☆。。。。。。☆。。。。。。☆



ある日、山道を走っていると
テンが駆け抜けて行くのが見えました。

<落ち栗色>と言う色があるそうで
艶がある毛色が、元気にジャンプステップしていました。

別の日には、道の中央にいて
なかなか動かないトンビを見かけました。

どうしたことかと
スピードを落として近づくと、急に飛びたちました。

なんと
空飛ぶ長~い蛇に遭遇。

初めてのことで、ビックリでした。


逞しくもあり、厳しくもある野生の世界。

動物たちも、なにやら秋は忙しそうな様子です。


おや?
これは、何?
勝手口の横に初めて見つけた、巣は?
黒っぽい蜂のようなヤツが、出入りしています。


大きな巣になる前に、
シュ~と蜂用のスプレーを吹きかけ撤収。

小さな青虫が、八匹も巣の中に運び込まれていて
内部は複雑な設計でした。

かなり堅い土に加工する、蜂の凄い技術力。

オレガノの葉っぱの上の、大きなカマキリ
あしなが蜂のようです

危険ですので、
花の咲いている間は近づかないようにします。
アスパラガスの側を通ったら、急に動いてビックリ。

人参の葉っぱには、シマシマの青虫。

ホントにどこから来たの?
いつも不思議です。


☆。。。。。。☆。。。。。。☆


素朴な一日だけの花、つゆ草の青に惹かれます。
邪魔にならないので、どの家にも咲いていますが
野生化して、増殖中です。
鷹の爪の、艶のある赤
干して、料理に使っています。
球根を土に埋めて、2 年目の蕾
開花はもう少し先のようですので、待つことにします。
赤紫蘇の穂
和の色あい、和の香りが好きなので畑の隅に残してあります。
とりとめのない、畑の小さな虫たちと
花とも言えない、トウのたった野菜の花たち。

それぞれの、可愛さが見えてくる秋になりました。

誕生月を迎えました。
届いたのは、シニアドライバーの講習案内
免許更新の前に、佐渡自動車学校での
およそ一時間くらいの講習あり。

記憶力・判断力・適正検査などの他
佐渡の高齢者の運転の現状など、説明がありました。

多くの注意事項を、具体的な数字で示されてみると
高齢者の運転が、生活にどうしても必要となる
“ 佐渡あるある ” のことにばかりでした。
後日、その高齢者講習受講済のハガキを持参し
免許の更新が可能となる、流れとなるそうです。

無事に、免許の更新手続きの準備ができました。

先輩方から、聞いてはいましたが
なるほど‥。
ホッとしています。


誕生月を迎えて、いい機会なので
メガネを買い替えました。

二人で使える、眼鏡クリーナーも購入。
眼鏡屋さんでよく目にする、コレです。
眼鏡拭きで拭いても、
わずかなクモリが気になっていましたが
スッキリと見えるようになりました。
その他、歯医者さんにも
定期のメンテナンスを予約しています。

時々は、外食も楽しんでいます。

高齢者も、それなりに忙しいのです。

☆。。。。。。☆。。。。。。☆


地元で暮らす友人からは、現物で
くだものと野菜をいただきました。

葡萄も、さつま芋も秋の味。
家族からは、甘いものを幾つか
義姉さんからは、お手紙つきの
うれしいプレゼントが届きました。

チョコだったり、上等なお肉だったり
佐渡にないものをと、いつも選んで下さいます(^O^)

もう一つの柚子のお酒は、
アルコール度がとても高いらしいです。

お茶タイムのお菓子は、少しずつの楽しみ。

60歳を迎え、38年勤めた職場を後にした日から15年の月日が経ちました。

今、こうして佐渡暮らしを楽しんでいます。

めでたく後期高齢者になりました。


支えて下さった方々に
乾杯と感謝の思いです。


佐渡の穀倉地帯、国仲の平野が
黄金色の広がりを見せてきました。
心配した台風の直撃を免れて
収獲を迎えることができそうです。

早生の品種の「こしいぶき」は、
すでに店頭に新米が並び始めています。


今年のお米は品質も良く、粒揃い。
農家さんは、自慢のお米を出荷できそうです。

佐渡の特別栽培米コシヒカリ「朱鷺と暮らす郷」の
稲刈りは中旬頃から、本格的となりそう。

田んぼの畦に寄ると、稲藁の甘い香りがして
風にサワサワと音をたてています。

青空の下の、一面の黄金色の美しい風景は
豊かな色だな~ 

稲作農家の方の、努力と喜びの季節。



ニュースでは、お米が不足ぎみと伝えられていますが
間もなく、美味しい新米が食卓に届くはず。

私達は、稲刈りのお手伝いを頑張ります。
楽しみ、楽しみ。


佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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