弱い雨が降ったり止んだり、あたたかい日でした。

予報では明日から、また寒さが戻ってくるらしい。 

少しでも暖かい日には、柿農家はおけさ柿の手入れに励んでいます。

 

剪定

剪定

 

おけさ柿 冬剪定

柿の枝は成長が早く、日射しを求めて上へと延びる性質が強いため、寒さで木が休眠状態の冬場に枝の剪定を行います。

成長する枝が重ならないように間引いたり、紐で引っ張ったり。

土地の傾斜や風の通りを考えながら、脚立に乗っての高所作業。

一日に4~5本くらい手入れすると、日が暮れると言います。

 

粗皮削り

粗皮削り

 

粗皮削り

通称 “ カリカリ ” と呼ばれる粗皮削り ( そひけずり )

木の皮の凸凹を削り、古皮に潜む越冬害虫やその卵や菌類を除去する作業。

これも地味な作業で、頑張っても 1 ~ 2 本 を削るのが精いっぱい。

4 ~ 5 年 に一回くらいのペースで、手入れをしています。

 

おけさ柿の冬の作業は、秋の収穫を終え、葉が落ちるまでの一か月の間に

もみ殻、米ぬか、鶏糞などの有機肥料のお礼肥えを施し

ふわふわの柔らかい土を作ります。

 

こうした冬の作業が、収穫のたいせつな基礎となります。

柿畑の維持管理は、晩秋の施肥、冬剪定

春の摘蕾、摘果、圃場の草刈りなど莫大な労力が要ります。

 

柿の農家は高齢化が進み、耕作面積は年々減少しています。 

一年を通しての作業に、充分な実りで柿の木が応えてくれますように \(^o^)/

 

穏やかな一日。 また春に、一歩近づいてきました。

 

いつも何かあるごとに食事に誘い、おいしいワインやウイスキーをご馳走をして下さる先輩が、我が家に遊びに来て下さることになりました。

お昼をどうしようかと気を遣わなくてもいいように、「 午後2時からにしましょう 」 とまで言って下さる。

 

我が家では、さて何でおもてなししましょう?

ゆっくりお話ができるように、ケーキとコーヒーを準備することにしました。

レパートリーに限りがある私なれば、コーヒー味のシフォンケーキを作ることに。

コーヒー豆を細かく挽いた香りがよくて、ほろ苦味の生地に、生クリームを添えるとおいしい

(^O^)

 

コーヒー味 シフォンケーキ

コーヒー味 シフォンケーキ

 

久しぶりに焼いたので、段取りが‥。 あたふた、アタフタ。

味は、いつもの味。 いい加減に出来あがりました (^_^)v

 

シフォンケーキ

シフォンケーキ

 

見てくれはチョットなあんばいですが、思いは込めました。

 

ケーキを焼くために砂糖やサラダ油を計量するたびに、体重の管理を考えて‥‥。

楽しく食べるのは、時々の贅沢でいいのかな(^O^)

 

干し柿と柚子 福くる巻き

干し柿と柚子 福くる巻き

お茶と福くる巻きで、つもる話をゆっくり。

 

やっと家の片づけが終了して、お客さまに遊びに来ていただけるようになりました (^-^)

 

今夜も、嵐です。

 

真冬の寒の最中にしておきたい仕事に、餅米入りの塩糀作りがあります。

準備するものは

餅米 :  2 Kg

塩 : 1 Kg

糀  : 1.36 Kg ( 糀 3 袋 )

 

佐渡 塚本糀店産  

佐渡 塚本糀店産  

 

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、餅米は蒸して、糀は塩と混ぜ合わせておきます。

( 塩は美味しいものを選んで )

 

餅米を蒸かす

餅米を蒸かす

 

餅米の荒熱がとれたら、ボールの塩と糀を混ぜ合わせて、タッパーウエアーに仕込みます。

 

タッパーウエアに

タッパーウエアに

 

丁寧に毎日混ぜて、糀がもち米を溶かし、塩と馴染むまで待ちます。

 

出来あがり

出来あがり

 

この塩糀で肉や魚を漬けると、糀と餅米の甘さが旨さを加えてくれますし、野菜のお漬けものは色鮮やかに漬かります。 

 

寒の時期に仕込むのは雑菌が少ないからだとか。 

餅米入り塩糀を作るようになって四回目。

この餅米入り塩糀は、実家でも母が作っていたものです。

母が元気な時に作り方を習っておけばよかったのですが、手順や分量を教えてもらいそびれていました。 

 

ブログで佐渡の情報や、いろいろなお料理を紹介して下さっている、“ レイコの赤玉日記 ” の中に、レシピを見つけ、真似したら大成功   \(^o^)/

レイコさんのレシピは、郷土食や季節の野菜の保存方法、お漬けもの、味付けのコツ、自家製の調味料の作り方など多彩。

私にも作れそう‥と思うのが、たくさん紹介されています。

困った時も、レイコさんのブログ見ては教えてもらっています。

 

クックパッドもよく検索しますが、郷土食の作り方は、地元の先輩にお聞きするのが一番。

我が家の食卓にも、佐渡の味を伝えていきたいな (^_^)v

塩糀は出来あがりまで少し時間がかかりますが、楽しみに待ちま~す (^_^)/

 

昨日の夜は、地面を揺らして雷鳴が‥身がすくむくらいの迫力でした。

 

寒さが繰り返しています。

風邪が治るまで、何度もつくって温まったのがココア。

 

ココア

ココア

 

いつもは甘いものはなるべく摂らないようにと、心がけていますが、風邪の日は特別。

自分を甘やかせて、濃い目に入れて 「 ああ、おいし~ 」

 

先輩のお宅におじゃましたおり、今回の風邪は咳が続いて辛いとこぼしたら、

「 これがいいわよ 」 と、花梨のハチミツ漬けを紅茶に入れて下さいました。

 

「 体が温まるから、生姜と黒砂糖を合わせたのも飲んでみる? 」

次々と自家製のお茶を入れて下さる。 

その時に応じた、特別な一杯は、心もあたためてくれて (^O^)

 

おかげ様で、楽になりました  (^-^)

時間薬とやさしいお茶で、あったまりました。

 

おだやかな、明るい陽ざしがあふれる一日。

 

春を一番先に感じて花を開く、やぶ椿が揺れていました。 

やさしく静かな香りで、素朴なやぶ椿が好き。

 

やぶ椿

やぶ椿

 

水仙

水仙

 

まだまだ寒さの厳しい日が続いていますが

今日は風が止んで、春がすぐそばまできていることを感じる日でした。

 

紅梅

紅梅

 

蝋梅

蝋梅

紅梅の色に元気づけられ、淡い色の蝋梅や水仙は、香りが濃くて、ふくよか~(^-^)

春よ来い来い、早く来い。

 

しままるしぇの窓から 金北山 真野湾

しままるしぇの窓から 金北山 真野湾

 

雪をかぶった金北山がきれいで、絵が描けたらなぁ~と見とれてしまう景色。 

少しうきうきした気分になれました。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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