柿の若葉で作った《柿の葉茶》は
おだやかな香りと、ほのかな甘さのお茶が楽しめます。

毎年、羽茂地区に出かけ、柿の葉を摘んでいます。
春の季節の作業として
少量ずつですが
自家用の安心・安全のお茶を作っております。
つやつやの柿の葉 (5/13)
よく洗ってから、刻みます。
綺麗な若葉
芽生えたばかりの柿の蕾
短時間、蒸し器で熱をあてた後
エビラに広げて、干します。

更に小型の乾燥機に移し、仕上げの乾燥をします。
《柿の葉茶》完成しました。

柿の葉茶の
おだやかな甘い香りが充満して、ほっこり。
カフェインを含んでいませんので
子どもさんも妊婦さんも安心して、飲んでいただけます。

熱に強いビタミンである、プロビタミンCを多く含み
ミネラル分もたっぷり。

アツアツで、冷やして、美味しく飲んでいます。
素材である柿の葉は、
高齢のために、生産を縮小することになった柿畑のもの。

きちんと手入れされてきたことがわかる、美しい柿畑。

おけさ柿の生産者でもある義兄が
持ち主の了解を得て、案内してくれました。
柿の木の下には、
やわらかいフキが生えていましたので
小量いただいて帰りました。

(春の山菜 フキ)
都会ならば、貴重品ですが
そこらあたり中に生えていて、ど~ぞご自由にとのこと。
塩で板ずりした後に、茹でてアクを抜きます。

昆布と椎茸の出汁と、たっぷりの地酒で煮つめます。
キャラブキ風に
畑のお土産で、夕食のおかずをひと品。   

皮のついた柔らかいフキは、少し苦め。
この味わいも春の楽しみです。

今日は
柔らかいヨモギの新芽を摘みに
山へ出かけてきました
何度も水で洗ってから
重曹を鍋に入れ、アク抜きをします
それを、水で洗い流し
アク抜きが完了した、ヨモギを絞ります
春の楽しみである《よもぎ餅》には、
この、摘みたてのヨモギがたっぷりと搗き込んであります。

自画自賛ですが
香りが豊かで美味しいのですよ。
よもぎ餅 
定番のきな粉 粒あん で。

香りと、新鮮なよもぎの色を楽しんでいただこうと
親戚や友人に、山の春をお届けしました。
残ったのが、美しいヨモギの絞り汁。

このヨモギの深い緑色の絞り汁を
草木染めに生かしてみたいと
いつも思っていました。

そこで
初めての挑戦をすることに。
洗濯した木綿の布に
しっかり染色できるように、ヨモギ汁で煮ます
その後、ミョウバンを溶かした鍋で煮て
色を定着させました
乾かしてみると 淡い 淡い 蓬の色。

間仕切りカーテンが完成しました。

自然の色は、なんて美しいのだろう
気分がUP⤴⤴します。


初めての草木染めは、すべてが自己流。


本来の深い蓬色には、
あと何回の染めを重ねたら、近づけるのでしょうか?

6月の梅干しを漬ける時には
塩揉みした赤紫蘇の美しさに
いつも見入ってしまいます。


いにしえの人が《紅花の赤》に惹かれたり
《藍染の青》を大切に守り続けてきたことが理解できます。

木の根っこから色を取り出したり

桜 椿 牡丹 などの花びらを
集めて季節の色を楽しむことも。


植物から生まれる美しさを求めて
あれこれと、色探しの工夫をし続けてきたのは
純粋に楽しいから。

子どもの実験室のように、いろいろ試してみたくなります。

GWの行楽シーズンを迎えて、世の中は賑わっています。

佐渡の農家にとっては
今こそ一番に、田植えで忙しい毎日。
活躍するのは、トラクター

田んぼの土が似合っています。

4/6 実家の種籾蒔き手伝い
苗箱を、育苗ハウスに並べました
ハウスに水を入れて、苗を育てます
およそ、30日後
5/ 4 田植えの日
健全に育った稲の苗

先輩からは、「苗半作」「苗代半作」と言う言葉を教えてもらいました。

農業・稲作・園芸の言葉として
良い苗を育てることは、とても重要な工程で

「半分は成功している」ことを意味するのだそう。
田植えは、順調に進んでいるようです

私達は苗箱を運ぶ作業を
地味ですが大切な手伝いです。
 
爽やかな五月晴れの空のもと
やわらかい畦を歩く一日は、腰に足にきます。

覚悟と根気が要ります。
この後、田んぼに《》からの水を引き入れて
田植え終了です。
食事とおやつ当番の私は
農作業の大切な日のお祝いに
お赤飯を準備しました。
小豆と黒米(古代米)入り お赤飯
しっかり食べて、気持ちよく働く日。
昨年の稲作は、異常気象・高温障害のために
お米の品質や収量に、困った影響が深刻でした。

今年は、穏やかな天候に恵まれて
お百姓さんの努力が、報われますようにと願っています。

か細い苗に見えますが
田んぼに植わった風景は、美しい。
逞しく育ってね。

農家にとっては、安堵の《田植え》が無事に終了しました。

ありふれた表現しか思いつかないのですが、
五月の空は、なんとさわやかなのでしょう(^O^)
柿の葉が、光を集めて輝く時。
一枚いち枚の葉は、日ごとに大きく広がってゆきます。

まだ、芽生えたばかり淡い緑色は
生命力にあふれていて、たくましく美しいと感じます。
隣の畑では、
枝が上に伸びるのを調整しようと
重石がわりの瓦が、ゆらゆら。
牡丹が、咲き始めました。
この時期の庭の主役は、伯母さんの自慢の牡丹。

「来週には、
“ 黄色 ”も咲き始めるから観に寄ってね」

はぁ~い 楽しみ 楽しみ。
石楠花

この家の主人は、この色が好きらしい。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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