今日は、27 年目の J リーグが開幕しました。
スピード感にあふれ、観戦にもよく行ったので、大好きなスポーツ (^O^)
楽しみなシーズンが、始まりました。
振り返りになりますが、
小正月にいただいた “ 鮎のお清まし ” の事を、忘れないように記録として (^O^)
ず~と昔のこと、夏に釣った鮎を焼いて、保存しておいて、
冬場のご馳走とした‥ことがあったのだそうです。
小正月に、祝いの膳として食べたというご馳走を、再現してくださいました。
“ 鮎のお清まし ” の具には、炭で焼いたのし餅と、早春の岩海苔・香りのセリを合わせました。
祝いのご馳走として、小正月にもう一度白餅を搗き、食べたもの‥だそうです。
軽ろやかで、爽やかな旨みの鮎出汁。初めての味わいでした。
別の日、蕎麦の会で(^-^)
自家製の蕎麦を、蕎麦打ち名人の先輩による、蕎麦の会。( 2/19 )
佐渡の蕎麦は、かけ蕎麦でいただくことが多いのですが、
薬味に、自然薯・初物のながも・蕗のとう・辛み大根・柚子などで、
つけ麺方式で楽しみました。
地元の野菜を、素朴に、そして手間ひまをかけて調理し、上等の食事に仕上げます。
田舎ならではの美味しい宴でありました。
二十四節気の “ 雨水 ” を過ぎました。
今日は北風が止んで、おだやかな陽ざしです。
昨夜は北海道の胆振地方で、また震度6弱の地震が発生したことが報道されています。
昨年に続く地震に、どんなに不安な夜を過ごされたことでしょう。
寒さの厳しい時に、断水も発生しているとか‥。被災された方のご不便を思います。
毎年 2 月11 日 「建国記念の日」に、羽茂川の鮎の魚業権を持つ会員が、
黄金色の子持ち鮎の出汁で、蕎麦を楽しむ会が開かれています。
朝、九時に会場に集まり、“ 羽茂川・鮎の会 ” の会員みんなで、調理を分担します。
今回は、メインの蕎麦。ブリカツ・イノシシ鍋・自然薯・鮎の天ぷらなどがメニューに(^_^)v
特別メニューのイノシシは、群馬の友人からのプレゼントとか\(^o^)/
冷たい沢に生えていたセリ。 根っこも美味しいそうです
辛い南蛮と麹と醤油に漬けたものが ⇒ 一か月程で、辛いオカズという意味の南蛮の醤油麹に。
鮎の会の会員が、握ったお寿司 (^O^) まるでプロのようです (^。^)
おいしく茹であげるために、火の加減・茹で時間にこだわっています
セリの天ぷら 自然薯 葱 をトッピング
地酒の酒粕を、デザートのアイスに。
当日は、栃の餅を焼き、アンコで食べていただきました。
テーブルに配られているのですが、記録の写真は見えていません (>_<)
鮎を育て、鮎を愛で、鮎が棲む川の自然の力を誇らしく思う人たちが集まって、鮎蕎麦をいただく会。
参加者全員で準備をし、みんなで手作りの料理やお酒を楽しみます。
今年も、たくさんの元気をいただきました。
ちなみに、昨年の黄金鮎の会の様子です。
暦の上での春が過ぎると、しきりと待たれるのが春。
光の輝きが、日毎に眩しくなってきていることを感じます。
立春を過ぎると、先ず小さなお雛様を飾って春を待ちます。
小さな女の子と、桃の花の一枝が、かわいく、やわらかく、
春はもう直ぐというように、気持ちを引き立ててくれます。
「 この冬は本当に雪が少なくて、ありがたいね 」 と言いつつも、
こんな暖冬では‥ 。不安な思いで過ごしている冬でもあります。
虫の害こと‥ 水が不足にならないのだろうか‥。
それなりの寒さも覚悟して暮らす、佐渡。
除雪車も積雪に備えて、それぞれの地区に配備されていますが、まだ稼働していないようです。
大根が、雪の下で甘みを増します
屋根の雪も、この程度
佐渡で一番高い山、金北山の雪もいつもより少な目
畑の雪も、翌日にはほぼ溶けてしまいました。
は~やくこい、春よこ~い
雪の少ない千葉に住んでいた時、
子供の受験の朝に、大雪となったことがありました。
雪国の人にとっては僅かな雪ですが、関東の交通機関は混乱し遅れが出ました。
受験シーズンの度に、慣れない受験会場まで、無事に辿りつけたかな~と思い出します。
新しい世界に飛び出す前の、試練 (>_<)
寒さはmaxの今ですが、射しこむ光に気持ちも軽くなります。
年寄りも、若者たちも、畑の野菜も、み~んな春を待っています\(^o^)/
2 月も半ばを迎え、今年も味噌仕込みの時期が来ました。
毎日おいしい味噌汁がいただけるように、素にして上質な味噌を作ることは、我が家の大切な冬仕事です。
まずは、材料の準備。
もちろん、大豆、塩、米麹は、全部佐渡のものを使いたい・・・。
今年は例年より1樽増やして、3 樽を作ることにしました。
自然栽培されたサトウイラズの大豆と、ササニシキに麹を付けたもの。
毎年同じ手順です。
味噌仕込みの準備
その1・・・・
前日に大豆を洗い、充分に水を含ませておきます。
我が家では、30 年前に味噌仕込みを始めてからずうっと、圧力釜を使って、味噌を仕込んでいます。
その2・・・圧力釜で大豆を煮る。
蒸気が出たら、10分間煮て、火を止め、10分間蒸らします。
その3・・・
フードプロセッサーで、細かくします。
大豆が熱いと、麹の働きを妨げるので少し冷ましてから、麹と塩に混ぜ合わせます。
その4・・・・
空気を抜きながら、味噌玉を作る。
味噌玉の温度が冷めて、落ち着いたところで、味噌玉を樽に投げ入れます。
これも、空気をできるだけ抜くための作業です。
その5・・・
味噌が空気に触れないように、しっかりラップをし蓋をします。
1 樽 10Kg の味噌が、3 樽出来あがりました。
梅雨明けのころ、一度天地返しをする予定です。
さあ、これで、おいしいお味噌になってくれますように。
あとは、麹君にお願いすることにします(^-^)
最強の寒さが、北海道~関東エリア~佐渡までおおっています。
昨年の寒波では、水道管が凍結して、自衛隊に給水派遣を要請するほどの混乱がありました。
この冬には、そういう事態にならないようにと、防災放送が繰り返されています。
どんど焼き始め、初午真言・地域の新年会・農業の豊作への願いを込めたお田植え神事などの
正月行事を滞りなく済ませ、ほぼ一段落したところです。
そこで、祝日 ( 建国記念の日 ) には、ゆっくり楽しもうと「 黄金鮎の出汁で蕎麦の会 」が開かれます。
その準備として、柿餅本舗には宿題があるのです。
昨年の秋に、先輩からお預かりしていた、<栃の実>で栃餅を作り、参加する事。
殆んどの方々が、アク抜きの段階で挫折してしまい、お餅までたどり着けないと聞く栃餅。
縄文時代から食べられているものだそうですが、佐渡ではどういう歴史があるのでしょうか?
やっかいで、手強くて、難しくて、それ故においしいお餅とか。
佐渡では≪田中餅店≫さんが製造して、知られています。
関心はあったものの、作るのは初めての体験です。
かわいい栃の実ですが‥手強いのです。
先輩より預かって冷凍保存していた、アク抜きを済ませた栃の実。
アク抜き方法を知るお年寄りが、ほとんどいらっしゃないのだとか。
カチカチの小石の状態なので、煮ます。
まだまだ、アクだらけ。
何回も水を替え、アク抜きしていますが、まだまだ硬い ( 三時間 )
かじってみると、まだ硬く、栃の実独特の渋味と苦みアリ。
半量を刻んで
交互に、餅米 栃 餅米 栃 と、蒸しの準備
粒々の食感も残したいので‥。
半量は、フードプロセッサーで細かく刻んでみました。
いつもより長めに蒸しました。
蒸している途中には、栃の匂いが漂います。
少し鈍く、重く感じる、クセのある匂いです。
市販の栃餅とは、イメージが異なりますが、
やっと、栃餅に搗きあがりました。
栗のようですが、栗とは全く違うベツモノでした。
栃の実は、どこにでも有るものではなく、佐渡では貴重な木の実。
田中餅店さんの<栃餅>は、
やっぱりコツと技術が要る、特別なお餅と言えます。
今のうちに栃のアク抜き法、餅の搗き方の伝承をしておかないと‥。
私どもが作る<柿餅>同様に、栃餅もスタレテしまうのでは?
「あの家のお婆さんが居なくなったら、作れる人がいなくなってしまった」では、惜しいこと(>_<)
肝心の要であるアク抜きの部分を、先輩が済ましてくれていますので、
栃餅を自分で搗いたとは言い切れないですのですが、貴重な体験をさせていただきました。
お餅を完成するまで不安でしたが、何とかこぎ着けられてホッとしています。
蕎麦の会で、みなさんと食べるのを楽しみに、切り餅にして持参します。
栃の実について
http://daifukujyou.com/user_data/tochitoha.php
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。