佐渡の名産であるおけさ柿に、手を加え、趣向を凝らして何か新しい製品を作れないか‥
いつも考えて暮らしています。
今日は柿製品の話し合があり、会場に早めに到着したので、近くの小さな公園を散歩しました。
すると、昭和の時代の懐かしい名残を見つけました。
昭和の頃には盛んだった、相撲の地方巡業。
人気の高かった横綱の大鵬・柏戸時代に、この土俵で佐渡場所が開かれ、大変な賑わいだったことがあったのだとか。
関取り達は、近くの名家に分かれて宿泊し、大層なもてなしを受け、歓迎されたそうです。
丸い土俵と、その回りをぐるりと取り囲むすり鉢状の観覧席が、形をそのまま残して公園にありました。
そう言えば、小学校の校庭の片隅にも、近くの神社の境内にも土俵があったなぁ。
お祭りの日には、力自慢の青年や子供たちが、熱戦を繰り広げていたなぁ‥。
民俗学的には、相撲は農業生産の吉兆を占う=神事だったそうですが、使われなくなって久しい公園の土俵に、昭和の時代の光景が思い出されました。
柿餅を作っている大崎に近づくと、ワイワイ・がやがや何やら賑やかでした。
羽茂保育園の子供たちが、法乗坊の桜を見に、散歩にきていました。
木の肌に触っている子、のけぞるように枝を見上げる子、根っこの周りをスキップの子。
大きな桜の樹の確かめ方はいろいろ。明るい声がいっぱい溢れていました。
加工所のある “ ちょぼくり ” にも、桜を見に来られたお客様が何組も立ち寄ってくださいました。
ほぼ満開の、法乗坊の桜のきれいな日に来れてよかった ~。花の色がいいわね ~ 。
おいしいお蕎麦も食べられて、今日は幸せ ~。 満足度 はなマル。
今月いっぱいは綺麗に咲いているのではないでしょうか。 見ごろはまだまだ続くようです。
外で、ず~っと過ごしていたいような、暖かい一日でした。
法乗坊の種蒔き桜が、日ごとに花を開き、樹の枝ぶりそのままの形でやわらかい桜色に。
穏やかな夜の桜は、包み込まれるような優しさと幻想的な美しさにあふれています。
花の下に佇むと、傍を流れる川の音と蛙の鳴き声。音がある方が却って、静けさを感じました。
近くに寄ると説明書きがあり、樹齢は250~300年。
開花の時期は農作業の目安とされてきたそうです。
今日は、花めぐりをしてきました。
手前の田んぼは耕され、水が張られていました。春らしく、生き生き活動を始めました。
佐渡の昨日のトップニュースは、放鳥された朱鷺に2世が誕生したことを確認したことでした。
自然界では36年ぶりのこと。
野生復帰の為に長く取り組んでこられた方たちの、努力が実りました。
“ ニッポニア ニッポン” の名をもつ朱鷺が、穏やかに佐渡の自然の中で暮らしていけるように‥・と、佐渡市民のひとりとして願っています。
佐渡では、朱鷺の住める環境を保つために、減農薬・化学肥料を控えた農業を続けています。
その結果、あちこちの田んぼに 「 あっ、朱鷺 」 。よ~く見ると 白いサギ‥なんてことが度々。
田んぼや水路には、どじょうがたくさん。カエルもそろそろ動き始める頃となりました。
昨日は、加工所に通う国道脇の田んぼで、こんなカップルを見かけましたよ ‥
我が家に遊びに来てくれる、アイドル猫。 名前はチー君。 目元涼しいハンサム君です。
今日は、羽茂・渡津神社のお祭り。
鳥居の入り口にノボリを立てて祭りを祝っていました。
午後には流鏑馬(やぶさめ)の神事が行われる予定です。
流鏑馬の射手は子供のため、ポニーで行われます。
のどかに、おごそかに祭りを祝います。
朝はすずめの鳴き声に起こされ、鶯のさえずり合戦を聞き、猫と遊ぶ。
畑のジャガイモは、だんご虫と半分こ。みんなが幸せに生きてゆけますように・・・・。
春の陽ざしが日ごとに明るさを増してきています。
農家にとって田起こしや畔塗りなどに忙しい季節、田んぼや畑に働く人の姿が見られます。
春の木々も花を咲かせはじめました。
清楚な野の花、いろいろ。
農作業の合い間に、今年はどこの桜を観に出かけようかと話し合っています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。