2024年 元旦
あけましておめでとうございます。
普段通りの朝を迎えることができました。

健やかに、ゆったりと日々を楽しみながら過ごせる
よい年となりますように。
願う元旦です。
柿餅一筋の画 (若林吉則 画伯)


佐渡の柿餅本舗は、本年は15周年を迎えます。

おかげさまで、
柿餅がほんの少しづつ、知っていただけるようになってきました。

これからも、
《素にして上質 ぜ~んぶ佐渡産 柿餅》を
しなしなと作ってまいります。
青い空に金北山が雪をかぶって、美しい姿の日でした。


この、風景を見ながら
冬の厳しさを覚悟して暮らすことになります。

山の雪は、毎日の暮らしや田んぼに恵んでくれる豊かな水の源。

寒さを我慢しながら、感謝の思いで
大佐渡の峰を仰ぎみる日が続きます。

( 遠く左下には、JA佐渡の米蔵 佐渡病院 )


自由なリズムで、大根が干されていました。
いずれの日にかは、切り干し大根に。

親戚の家に、年末の挨拶に寄ったおりには
南天が美しい赤の実をたっぷりつけて揺れていました。

まもなく、小鳥たちの餌になるのでしょうけれど。
年寄り二人の正月は、好きなものだけで祝うことにしました。


小ぶりの蛸のヌメリを、塩で洗い
アズキ色になるまで茹でました。

酢みそ・刺身・葱味噌などで楽しみます。
 
温暖化の影響でなのか、寒ブリ漁が獲れない‥との、ニュースが続いていました。

‥が、ようやく
正月の我が家の食卓に届きました。

鰤カマを、素朴に塩焼でいただきます。
ふっくら 原木椎茸

甘辛く煮て鍋焼きうどんの具としたり、鍋でクツクツと煮たり。
ツルリとなめらか(^O^)
黒豆 イカ大根 椎茸の含め煮

「ブリ大根は知っているけれど、イカ大根は食べたことがない」と、友人。

 「えッ? 佐渡では冬の定番と思っていましたが‥」
 ところ変われば、食も異なることに気づいた日。
いただきものの、銘酒。
新春を祝して、乾杯~~~盃を重ねます。
たくさんの善きことが、重なりますように v(^^)v

正月を、ゆっくり過ごします。

ぽかぽか 陽だまりの草の上。

お昼寝する 猫 (=^・・^=)

「小春日和の土手は、あったかね~」 声をかけると

耳を少し動かして、返事らしき動きはするけれど
目はつむったまま。

お陽さまが、やさしく降りそそいで
気持ちいいのね~。

葉っぱをつけて、スウスウ。

おじゃまなようなので
‥失礼しました。

ドドド~~ン おお怖っ。

家を揺らし、大地を響かし 
雷神が夜中の丑三つ時に、強烈な光を放っていました。

これほどの、雷鳴を聞くのは初めてです。
佐渡市の消防本部からは、大音量の警報が発せられました。

この時の落雷により、火災が発生したことが朝のニュースで伝えられました。


地震 雷 火事 親父 ‥

世の怖いもの・敵わないものは
やはり、雷さま 火事であることを実感。

我が家の親父さまは、とても穏やかなので
怖いものメンバーからは
とっくに、外されてしまっているのですが(^O^)


☆。。。。。。☆。。。。。。☆。。。。。。☆


秋の くだもの
フランス生まれの無花果 
小木で作られている、ビオレ・ソリエス。

小木地区が先駆けとなって生産を始めたビオレ・ソリエスは
栽培が難しく、希少価値のある黒いイチジクです。

減反の転作作物として、高齢者向けの果樹を探している時、
木が高くならないように、管理がし易いイチジクに注目。

お仲間と生産に取り組み始めたのだそう。

苗木を植えてから、収穫までの期間が短いのも魅力とか。


ことわざに
“ 桃 栗 三年 柿 八年 ”‥ に続けて
柚子の大馬鹿 十八年 みかんのマヌケは二十年‥

更に続いて
女房の不作は六十年 亭主の不作はこれまた一生。

うふッ、耳が痛い例えですが、昔の人は巧い表現をされますね。


横道にそれてしまいました‥。


根気が何より大切の教えとして‥技術の向上が身につかない後輩を励ます時や

苗を植えても、実が生り、成果が出るまでには時間がかかる‥
などの、たとえに使われるそう。

果肉は、ねっとり おだやかな甘み。
黒い皮ごと食べられます。
友人の焼いた、タルトには
《黒いダイヤ》と称される、たっぷりのビオレーがのせられています。

タルト生地が、ビオレと相性よくて
甘すぎず、カットしても崩れることもなく絶妙な焼き具合。

この生地のおいしさを、
「マネできたらいいな」と、いつも思うのです。

以前にも、このタルト生地に
完熟苺たっぷりのせを、いただいたことが。

赤い色と、苺の香りで幸せな気分に (^^)v


その時々の、果物の旬をのせて楽しむケーキ。

昔から馴染みのイチジクは、プチプチ食感。

まだ少し硬い時に、コンポートにしたり、
ジャムにしても。

そろそろ、林檎の季節。

秋の楽しみが、次々と登場してきます。

羽茂の親戚を訪ねると、納屋から声が聞こえてきます。

美味しそうに、乾燥された
《アンポ柿》の詰め込み作業中でした。

柿のサイズを揃え、重さを計り、パックに並べていきます。
この夏は、暑さが厳しくて
柿の実が日焼けしたり、サイズが小さめ傾向だそう。

親戚の柿は、多少の影響はありますが、
標高の高い山の上ゆえ
心配されたダメージも少しで済みました。


在来の(平核無柿)おけさ柿畑。

傾斜した畑には、風が通り抜け
お陽さまがよくあたります。
遠く下に見えるのは、南向きの海です。

もう少しの色づきを待って、間もなく収獲となります。

ほんとの柿色には、あと数日を待ちたいところですが
お願して、ブログ用モデルさんとして貰ってきました。

充実した実の重さを感じます。


エビラに並べ乾燥機へ。
今年の初もの
《おけさアンポ干柿》です。


一年の時間をかけて、育てたおけさ柿。

しこしこした皮の食感と、とろみのある穏やかな甘さが魅力。

《あんぽ柿》の、出荷作業を
みなさんが、笑顔でされていました。

お店に並ぶのが、待ちどおしい秋の味。

あたたかい温もりの色の
おけさ の アンポ柿です。

まあるい、ピッカピカの赤い林檎。

昔から馴染みある、酸っぱくてシャリ感のある紅玉。

先ず、最初に作るのがジャムです。
あまり煮詰めないで、モグモグ食べるジャムに。

紅玉りんごの皮も、一緒に煮て、
ヨーグルトにのせて林檎の季節の到来を楽しみます。

シャインマスカットは、JAの地場コーナーに並んでいた、先輩の作られたもの。

先輩のは完熟なので、黄色に近い実の色。
皮は薄くて、甘さも上品。

佐渡ではここ数年、稲の育苗ハウスで葡萄を育てる人が多くなっています。

半分に切り、皮のままヨーグルトにのせて 。
さわやかな甘さが、しあわせ感を増してくれます。

今朝は何で食べようか?
迷います。
“おやつ” はくだもの の、毎日です。
羽茂産 おけさ柿 は、姉から。

今年は雨が少なくて、生育が心配されましたが、
陽にたっぷり当たった分、甘みは豊かなのだそうです。

ずっしり、充実した初物を貰いました。

いよいよ名産おけさ柿の、収穫シーズンが始まります。

佐渡は、幸せなフルーツ王国です。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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