醤油を搾ってから一週間が経ち、澱(おり)も静かに沈んだ頃。

清潔な瓶に移し替えの作業を行いました。

チューブから

チューブから ゆっくり

静かに、香りをたてながら充填されてゆきます。

醤油樽を台に載せて

醤油樽を台に載せて

瓶詰め作業も回数を重ねてきたので、

無駄なくスムースにできるようになってきました。

瓶が並びました

瓶が並びました

さっそく、友人や親戚、

毎日の食卓を大切にしたいと考える、若いお仲間達にも味わってもらおうと思っています。

 

3 / 30 日には、別の二つのグループの醤油搾りを見せてもらいました。

それぞれの樽の味が異なり、色も違って面白いこと(^-^)

 

醤油は、仕込んでからの観察と手入れが大切。

仕込みから 3回目の天地返し

仕込みから 3回目の天地返し

天地かえしを繰り返しながら、見守ってきました。

樽が置かれた環境と、塩などで個性が生まれることを実感しました。

 

我が家の醤油を持参して、集まったみんなに、“舐めて”いただくと

「香がいいですね」

 

香りと味は、樽の置かれる温度や環境の違いで、発酵の仕方が変わってくるそうです。

醤油ノート

醤油ノート

我が家の毎日の食卓に、手作りの醤油でお料理をできる安心と幸せ。

自前の醤油が毎日いただけるのは、うれしく愛おしい思いで

今日の瓶詰め作業を終えました。

 

令和 2 年 3 月 21 日     9:30 小村小学校跡に集合。

荒磯山への登山を試み、義民 中川善兵衛を 羽茂 上山田集落で探し

《早春の菜の花畑と雪割草に会いに行く》・・・と盛りだくさんの予定。

 

前日から、何回確認しても天気予報は、午後から雨予報(>_<)

大丈夫かな?

雨具もちゃんと準備して集合。

 

出発してすぐ、荒磯山への急な山のぼりに挑戦。

荒磯山頂上 △点

荒磯山 頂上の△点で

垂直な山肌に向き合い、這い登る感覚で前進しました。

四方の荒磯が見える山頂に立つと、三角点があり、ようやく安堵と達成感。

 

海からは、山の姿がポコンと尖がって見えるので、荒磯山は、航海の目印にされて来たのだそうです。

別名をむくじ山(コブ鯛)と、親しみを込めて呼ぶ人も(^-^)

荒磯山が見える沖まで近づくと、船は帆を下げて静かに航海を続けたのだとか。

今日のコース

荒磯山 羽茂・上山田

荒磯山 羽茂・上山田

てくてく

菜の花の横を

菜の花の横を

柿畑の中を

柿畑の中を通って

行けども 行けども

手入れの行き届いた柿畑が続きます

柿畑

柿畑

陽だまりに

陽だまりに スミレ ふきのとう

春の喜びを感じます

てくてく

義民 中川善平の碑

義民 中川善兵衛の墓所

江戸の後期、全国的に不作が続いたが、佐渡はとくにひどかった。

佐渡國羽茂郡上山田、この地の農民、中川善兵衛は地区総代として

過重な課税・地役人の不正・専売制などの是正を求め、

訴状を役人に渡したが、その後捕らえられ江戸に送られた‥。

当時の農民の生活の苦しさは、いかほどだったことか。

 

上山田のみなさんは、地区の真ん中にお堂と墓石を立て

若きリーダーを祀っているのだそうです。

 

遠足では、午後に訪れましたが、

国道、羽茂村山バス停近くの気比神社には、

義民 善兵衛の碑と芭蕉の句碑( 荒海や 佐渡に横たふ 天の川 )が

並んで祀られています。

義民 善兵衛の碑

義民 善兵衛の碑

 

お昼は、上山田公民館で持参のお弁当タイム。

午後は雨の予報でしたが、明るく温かく晴れに(^^)/

元気をチャージできました 。

十二が柿

上山田の十二が柿

樹高 15 m、樹冠が整って品種の特徴を備えた「おけさ柿」導入の糸口となった木。

この木の種子が直接台木に用いられ、

現在のおけさ柿の礎を築いた記念すべき木‥とあります。

上山田 十二が柿

上山田 十二が柿

途中、会員のご親戚宅で熱々コーヒーでひと休み(^-^)

色とりどりの、可憐な雪割草も見せていただきました。

雪割草

雪割草

小さな鉢の管理は、水やりなど毎日の世話がいります。

実に楽しそうに案内して下さいました。

雪割草

雪割草

種から育てた雪割草 2年目の鉢

雪割草

雪割草

ひとつずつが異なって、和みます!(^^)!

カラフル

カラフル

ビニールハウスの中には、趣味で育てる花が咲き揃って、みごと( ^^)

色や形・八重など新しい花を造る楽しみもあるそうです。

佐渡ではファンの多い雪割草は、今が盛りの時。

 

菜の花畑の中にミカンの古木

菜の花畑の中を通って

上山田のミカン 古木

上山田のミカンの古木

樹齢は 140 年くらい。

南国のミカンが育ち、北国のリンゴが共に育つ佐渡。

気候の特殊性と、ミカンの原種に近いことから、

品種改良を研究する上で、保存されている貴重な上山田のミカン。

 

菜の花と

菜の花と

今日の遠足は、およそ 13,500 歩。

新型コロナの心配もあって、お互いが少しずつ距離を取るように意識しながら行動しました。

春を感じながらたっぷり歩き、羽茂の主産業である「おけさ柿」の歴史を知る遠足でした。

 

夜明けの時間が、早くなってきたようです。

窓からの明るさで、自然と目が覚めるようになってきました。

 

早春の恵み岩海苔を、友人からいただきました。

佐渡では、“島ヘギ”とも呼ばれ、1 月 ~ 3 月頃に荒海の岩に付く天然海苔。

今年は暖冬でしたので、不作気味なのだそうです。

岩海苔

岩海苔 島ヘギ

私たちは、味噌汁に浮かべて

歯ごたえや香りを楽しんでいます。

 

その他にはどんな食べ方があるのか、お尋ねすると、

「炭火に網を乗せ、炙って乾いたら揉む」と、海苔ふりかけに。

「つくだ煮にすると、食感がいいよ」と、教えてくれました。

なんと、季節限定のご馳走(*^^)v

 

イカの塩辛

イカの塩辛

大好きなイカ。

ほぼ一年中、作り立てのイカの塩辛はいただけますが、今はヤリイカ。

スルメイカ・アオリイカの季節もあって、甘さや食感の違いを楽しめます。

 

榧の実

榧(かや)の実

「炒ってあるからね。直ぐ食べられるよ」

 

ピーナッツ

ピーナッツ

小粒のピーナッツは、「薄皮も一緒に食べた方がいいよ」

塩味無しなので、ついつい止まりませんでした(^^♪

 

晩酌に合う、おつまみが嬉しい。

旬をいただく幸せ、素にして上質のご飯。

 

ここしばらく、佐渡で見かける多くのお地蔵さまが気になって

立ち寄って、見るようになりました。

 

そもそも、お地蔵さまって?

いろいろ調べてみました。

 

お地蔵さまは「地蔵菩薩」と呼ばれ、

地蔵の「」は大地を、地蔵の「」は包み込むことを、

意味しているそうです。

 

お寺のお堂だけでなく、お墓や道路の道筋、田んぼのあぜ道など、

いろんな場所で私たちを見守ってくれ、

最も弱い立場の人の苦しみを、真っ先に救って下さる‥と、信じられていました。

私たちに寄り添ってくれる、馴染み深い地蔵菩薩。

 

椿尾 六地蔵

椿尾 六地蔵 入口案内

国道350号線沿いの、海を見下ろす小高い斜面沿いに上って行きます。

真野・椿尾地区の 六地蔵

六地蔵さま

六地蔵

丸~いお顔のお地蔵さまは、「子供の守り神としての信仰」があり、

子どもが喜ぶ、お菓子やおもちゃが供えられます。

椿尾の名工、(安藤五兵衛作)

 

六地蔵と七観音が同じ小屋にいるのは珍しく、

以前は野ざらしでしたが、

「立派な六地蔵が可哀そうだ」と、ここを訪れた篤志の方からの寄付があり、

村人が総出で、ブロック作りの収容小屋を建てられそうです。

七福神

七観音菩薩

手前の、七番目の観音さまが写っていませんが‥(>_<)

椿尾の名石工 (中川重太郎)(善平)の名が残されているそうです。

気品ある面ざしのお姿です。

台座 椿

台座に 椿の文様

台座には椿が刻まれているのが特徴( ^^)

佐渡の各地に、石仏信仰の石塔が街道沿いに見られます。

縁起 看板

縁起 看板

看板前で縁起について読んでいる時、知り合いが通りかかりました。

会釈して別れたのですが、程なく

「せっかく興味をもって来て下さったのですから、私の知っていることを説明しますね」と、

笑顔でUターンして下さいました。

お地蔵さまを自慢に思う、地元愛を感じました(^-^)

 

石地蔵群

石地蔵群

斜面の石仏達は、極楽浄土のあるという西の方角を眺めて並んでいます。

椿尾集落に 椿が咲き始めています

椿尾集落に 椿が咲き始めていました

高い石塔の上に お地蔵さま

高い石塔の上にも お地蔵さま

小首をかしげて

小首をかしげて

案内をして下さった方のご先祖が納められた

案内をして下さった方の ご先祖が納められた地蔵様

岩本山の石仏

岩本山の石仏たち

 

江戸時代より前の佐渡にあっては、田畑が狭く生産は極度に不安定な時代がありました。

人々は死後に、来世は極楽浄土に生まれ変われるよう祈るしかなく、

地蔵は身代わりとなって、来世への導きへの願いを叶えてくれる‥

心のよすがとなっていたようです。

ここ椿尾石(花崗岩)は、柔らかく細工し易いため、多くの石仏が彫られました。

 

石臼塚

石臼塚

羽茂 小泊神社

羽茂 小泊白山神社

隣の集落の羽茂・小泊石(石英安山岩)は、硬いため、

金の鉱石を砕く石臼として使用されたり、生活の必需品の石臼が作られた時代がありましたが、

次第に使われなくなったために、

小泊白山神社に奉納され、この塚となりました。

あるかんか佐渡

あるかんか佐渡

一緒に佐渡を歩きましょう‥の意 でも紹介されています。

 

石見銀山で使う石臼も、佐渡から送られたそうです。

 

☆。。。。。。☆。。。。。。☆

 

佐渡のお地蔵さまを、インターネットで検索すると

まずヒットするのが、真野・梨の木地蔵

赤泊線で、真野から 15 分ほど入った静かな山の中にあります。

お地蔵さま 

お地蔵さま

周りには一面に、小さなお地蔵さま達

入口に 夫婦地蔵

夫婦地蔵

入口には、笑顔の夫婦地蔵も。

梨の木地蔵 由来

梨の木地蔵 由来

本尊の石地蔵は、漁師が海中より拾い上げたものを、

ここ、梨の木(地名です)に移し、納められたそう。

 

この地蔵さまは、子供の病気平癒を必ず叶えてくれる‥と言われ、

願かけに訪れる人が絶えません。

願いが成就すると「身がわり地蔵」を持参するのだそうです。

何千何万ものお地蔵さまが、境内せましと並んでいます。

 

祈りは届いたのでしょうか。

花のお供えが絶えない、梨の木地蔵。

人里離れた山の中なのに、何故かいつも人の気配がする空間です。

 

貧しかった人々の、いつも祈りの傍にあった慰めの仏さま。

今も、大切に守られているお地蔵さまばかりでした(^^)/

 

冬のおとなの遠足 赤泊・三川・腰細地区を訪ねる。

令和2年2月20日 参加者は‥30名

うす曇り サンライズ城ヶ浜を出発

 

今日のコースは、上り坂が長く続くそうですので、

いつも以上に、足腰のストレッチをしっかり準備しました。

 

赤泊・徳和には、榧(かや)の巨樹が多く残ってる地域ですので、

おとなの遠足で、見て廻ります。

さあ、

榧の木 古木

榧の木 古木

風雨に耐えた古木の威容は、風格と凄みを感じます。

この木の下に立ち、会えただけでも感動でした(^-^)

榧(かや)の木

榧(かや)の木

散歩コースの途中にも、まだ榧の木が残されています

並んで 榧

並んで 榧

個人のお宅の庭先に、保存されている榧の木があちこちに。

道を少し避けて

道を少し曲げ、榧を守って

榧の木を守るため、道を少し曲げて通ります。

 

何本もの榧の木を見ながら、上って行くと

大椋(おおくら)神社に到着。

大椋神社

大椋神社

榧(かや)の木

大椋神社 榧(かや)のご神木

樹齢600年を超えると伝えられる、境内の榧のご神木。

虫に喰われたり、大風に枝を折られたり

傷跡がコブとなって、木の肌に残り

スックと立つ榧の大樹に、長い時間の歴史が見えました。

 

大椋(おおくら)神社 榧の木

大椋(おおくら)神社 榧の木

この境内で行われる徳和祭りは、(秋 9/15)

大獅子が、この急な階段を駆け上るという

勇壮で、迫力と熱気あふれるお祭りで知られています。

大椋神社の急な石段

大椋神社の急な石段

南佐渡は温暖で、榧の木が育つ環境にあった地域。

 

榧の実は、油分が豊富で栄養価が高く

香ばしい美味しさの木の実は、おやつになったり、

集めて食用油を採取したり、と重宝されたそうです。

貴重な保存食でもありました(^-^)

かやの実

かやの実

 

この榧で碁盤を作ると、年輪の目が細かいので、

手に優しく受け止めてくれ、長く碁を打っても疲れないのだそうです。

マニアにとっては、超~高級品として憧れの碁盤。

 

庶民レベルでは、榧の木は油分を含むため汚れが付きにくく、

まな板として、利用されています。

大切に保護されるということには、訳があったのですね。

 

てくてく

おけさ柿 そひ削りの手入れ

おけさ柿 粗皮(そひ)削りの手入れ済み

おけさ柿の、冬剪定。

 

粗皮削りと言われる作業で、

木の表皮に棲み込んだ害虫を、剥ぎ取ります。

暖冬のため、例年より順調に作業が進んでいるそうです。

 

てくてく、さらに てくてく。

ここは、味噌舐め地蔵

味噌なめ地蔵

味噌なめ地蔵

地蔵堂 

地蔵堂内

味噌なめ地蔵さま

味噌なめ地蔵

小さなお堂の中には、赤いよだれかけをつけ、

味噌を塗られれたお地蔵さまが。

味噌なめ地蔵

味噌なめ地蔵

お口に味噌を塗って、

長寿とゆったりとした暮らしができるようにと、お願い。

草木地区で守られているお地蔵さまも、愛されているようです。

 

今日の遠足 コース

今日の遠足 コース

午前の部は、ここまで。

赤泊観光センターに戻り、昼食休憩。

 

お昼食は、ボリュームたっぷりのカツ丼と海老丼。

活力を補給しました。

 

さて、午後の部に出発。

春日神社

春日神社

春日神社 能舞台

春日神社 能舞台

狛犬が可愛いかったので、アップで。

春日神社 

春日神社 の アイドル

後姿もチャーミング

後姿もチャーミング

あらッ マ 

あらッ マ

名前がわからない 古木

名前がわからない 古木

境内には古木が、ここにも!(^^)!

春日神社能舞台 説明

春日神社能舞台 説明

腰細と山田地区の、有志の方々の寄付で建築された能舞台。

 

本舞台と後座からなり、舞台の鏡板に松の絵はなく、楽屋も鏡の間も付属していません。

常設の地唄座があり、仮設式の橋掛かりは佐渡で唯一の完全な形を残しています。

 

この地の能楽は、潟上・西三川より伝えられた宝生流といわれ、

佐渡の能楽と舞台の特徴を今に伝えている‥とあります。

 

能舞台 

能舞台

当地の油分を含む榧を用いてあり、土台の腐食を防ぐ作り。

 

佐渡には、多くの能舞台が保存されていますが

実際に見て、ここの舞台は本当に美しい姿でした(*^^)v

 

この高台は、本間の殿様の三川城跡であり、

赤泊小学校の旧三川分校が、建っていた場所。

 

今日の遠足は、およそ8km 13,700歩。

地域で守ってきた財産である大樹を見て

榧の木で始まり、榧の木で終わりる一日でした。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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