醤油搾り 2023 春

醤油の仕込みをしてから、一年が経ちました。

天地返しを繰り返してきた
醤油の搾りの日を迎えました。

3月29日 春うらら
天気は、晴天 無風 (^O^)
いざ、醤油搾りを始めます。

前日に、佐度の名水を汲みに。 
羽黒神社の参道入口の、箱根清水を準備しました。
水量豊かに湧き出ていて、
どんな時にも、涸れることがないそうです。

新潟県の環境衛生研究所が認めた名水です。
沸かしておいた、箱根清水を加えながら
塩分の濃度を調整します。

発酵により、
豊かな香りと旨味をもつ《もろみ》が育だちました。
《もろみ》を、搾り袋に入れていきます。

醤油搾りの舟は、
搾り師の斎藤哲さん自身が
自分の体形に合わせて製作したもの。
何度も、ボーメ計で塩分濃度を確かめています。
羽釜に醤油を移し、火入れします。

よい(醪もろみ)よ、育てと
自宅の樽を見守ってきた私たちも
醤油搾りの作業に参加(^O^)

笑顔の絞り師 

今年の醤油の溜まり
香りが、辺りに広がります。
醤油の火入れ

60℃までは、ゆっくり温度を上げ、
88℃までは、強火で上げていきます。

火を止めてから、アクをすくい取り、
完成しました(^^)/
透明感のある美しいお醤油です。

食卓に欠かせない、大切な万能調味料。
嬉しい、おいしいお醤油ができました。

原材料は、大豆・小麦・塩のみ。

素材の醸す、自然なやさしい味。
色よし 香りもよし。

18回の天地返しをし、
見守ってきた我が家の醤油です。

樽の中の、澱(おり)が沈むのを待って瓶に移し替える
瓶詰め作業をする予定です。

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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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