素にして良質 佐渡の古代餅 「新潟うまいもの」

立冬 ( 7日 ) を過ぎたのに、まだ、何となく暖かい。

昨日は、20℃を超えていました。

寒さは苦手ではありますが、季節の暦と体の感覚のズレに、居心地の悪さと不安を覚えます。

 

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10月30日、夜10時34分、待ちに待ったメ-ルが届きました。

発信元は「公益財団法人にいがた産業創造機構」( NICO )

通知内容は、【うまいのセレクション会議の結果】
平成30年度、(公財)にいがた産業創造機構の支援対象商品として推薦する、というもの。

 

ちなみに、「にいがたうまいものセレクション」のコンセプトは、

    「 豊かな風土と伝統の技 

   アイディアから生まれた温もりの逸品 」

 

佐渡の柿餅本舗では、創業以来

佐渡の素材を生かした、安心安全の「素にして上質」な製品をと、考えてまいりました。

 

そして、過去には

☆ 平成26年度に 「佐渡の柿もち」

☆ 平成28年度に 「柿のかき餅」

☆ 平成29年度に 「えごまのかき餅」 が、

 

新潟うまいもの

新潟うまいもの

それぞれ、うまいものセレクション会議の推薦を受けています。

 

うまいもの推薦の4製品

新潟うまいもの 推薦の4製品

 

本年度は、まず6月に「佐渡の古代餅」をエントリーしました。

7月には、食の専門家・有名百貨店・量販店のバイヤーさんたちによる第一次審査が行われます。

9月には新潟に赴き、審査される専門家の前で、プレゼンテーションを行いました。

 

そして、ようやく待ちに待った評価をいただくことができました。

 

「佐渡の古代餅」についての、評価の内容は、

   商品名、キャッチコピー、味、見た目、価格、量目、パッケージ等デザイン、

    容器 ( 素材 )、新潟らしさ、原材料、商品の魅力、新規性、競争力、

売れるか、取扱い、など15項目と、多岐にわたります。

 

そして最後に、販売促進のためのアドバイスが添えられています。

 

専門家のみなさんからの、審査面での評価や指摘された内容は、かなり厳しいものがありますが、

実践面で参考となるアドバイスや、心温まる評価も数多くいただきました。

 

佐渡の古代餅 ( のし餅 )

原材料は、もち米 (こがねもち)、黒米 ( 古代米・朝紫 )、塩、ぜ~んぶ佐渡産です。

 

黒米の玄米を、もち米 (こがねもち) と一緒に搗きこんで、

黒米のポリフェノール ( アントシアニン ) たっぷり、深い紫色のお餅です。

黒米の玄米の粒つぶ食感が楽しく、味わいも深い、「素にして良質な」お餅です。

 

搗きたて古代餅

 

推薦通知

 

黒米は、五穀米に混ぜたり、ほんの少量を白米に混ぜて炊くと、

とてもきれいな薄紫色になりますので、ご飯として楽しむのが一般的のようです。

体に優しく自然と調和した、(マクロビオテック)の考えでは、既に多くの方が実践されていますが‥。

 

私たちは、生産者の方と黒米・朝紫の含有量による味の違いを試しながら、

幾度も味見を重ね、ココぞと、納得のいく味になるまで分量を増やしてみました。

その結果、このような濃い紫色のモチモチした味わい深い<古代餅>になりました。

 

もちろん、ほとんどの人が知らない、というか、まったく知られていないお餅ですが、

機会あるごとに、イベントに参加したりして、

古代餅を召し上がっていただきながら、古代餅の美味しさを伝えていきたいと思います。

 

思えば、10年前、定年を迎えた後、

佐渡に移住してから、お餅や、お菓子を作ってきました。

 

初めて柿餅をみなさんにご紹介させていただいた時も、

「これなあに?」「へえ~、初めて!」「おいしいね」と言う言葉が

励みとなって続けることができました。

 

私たちは、自分達で考え、オリジナルなものを作り育てていくことに、

ささやかな楽しみと、生きがいを感じて続けてまいりました。

 

「佐渡の古代餅」も、出来るだけたくさんの人に知っていただくために、

「素にして上質」という言葉を胸に秘め

初心にもどり、今日から、明日から、しなしな頑張っていこうと思っています。

 

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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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