1. おけさ柿日記
羽茂の親戚を訪ねると、納屋から声が聞こえてきます。

美味しそうに、乾燥された
《アンポ柿》の詰め込み作業中でした。

柿のサイズを揃え、重さを計り、パックに並べていきます。
この夏は、暑さが厳しくて
柿の実が日焼けしたり、サイズが小さめ傾向だそう。

親戚の柿は、多少の影響はありますが、
標高の高い山の上ゆえ
心配されたダメージも少しで済みました。


在来の(平核無柿)おけさ柿畑。

傾斜した畑には、風が通り抜け
お陽さまがよくあたります。
遠く下に見えるのは、南向きの海です。

もう少しの色づきを待って、間もなく収獲となります。

ほんとの柿色には、あと数日を待ちたいところですが
お願して、ブログ用モデルさんとして貰ってきました。

充実した実の重さを感じます。


エビラに並べ乾燥機へ。
今年の初もの
《おけさアンポ干柿》です。


一年の時間をかけて、育てたおけさ柿。

しこしこした皮の食感と、とろみのある穏やかな甘さが魅力。

《あんぽ柿》の、出荷作業を
みなさんが、笑顔でされていました。

お店に並ぶのが、待ちどおしい秋の味。

あたたかい温もりの色の
おけさ の アンポ柿です。

まあるい、ピッカピカの赤い林檎。

昔から馴染みある、酸っぱくてシャリ感のある紅玉。

先ず、最初に作るのがジャムです。
あまり煮詰めないで、モグモグ食べるジャムに。

紅玉りんごの皮も、一緒に煮て、
ヨーグルトにのせて林檎の季節の到来を楽しみます。

シャインマスカットは、JAの地場コーナーに並んでいた、先輩の作られたもの。

先輩のは完熟なので、黄色に近い実の色。
皮は薄くて、甘さも上品。

佐渡ではここ数年、稲の育苗ハウスで葡萄を育てる人が多くなっています。

半分に切り、皮のままヨーグルトにのせて 。
さわやかな甘さが、しあわせ感を増してくれます。

今朝は何で食べようか?
迷います。
“おやつ” はくだもの の、毎日です。
羽茂産 おけさ柿 は、姉から。

今年は雨が少なくて、生育が心配されましたが、
陽にたっぷり当たった分、甘みは豊かなのだそうです。

ずっしり、充実した初物を貰いました。

いよいよ名産おけさ柿の、収穫シーズンが始まります。

佐渡は、幸せなフルーツ王国です。

秋晴れの空です。
ですが、なんとなく薄寒いのでホットカーペットをONに。
千葉の友人が、薩摩芋を送ってくれたので
さっそく“ 大学芋 ” を作ってみました。
紅あずま、美しい肌。
摘んで食べられるよう、スティック状にカット。
簡単に、シロップでコーティング。

素直な甘さの、大学芋ができました。
秋に一度は食べたくなる、なつかしい味。
“おかず” か “デザート” か? 

たあいない論争は、あるようですが
美味しくいただけるならば、どちらでもOKですけれど‥

ベニアズマは、ほくほくなので
天ぷらや、大学芋にぴったりなのだそう。

次回は、天ぷらを試してみよう(^O^)

☆。。。。。。。☆。。。。。。☆


季節の花
イヌサフラン
夕日を浴び、花びらが透けて綺麗です。
名前は??ですが、畑の小菊。

そろそろ晩秋の気配になってきました。

スポーツの日を含む、3連休が明けました。

今朝のFAXは、注文依頼ではなく・・・
柿餅の原材料である《餅米 こがねもち》の値上げを知らせるものでした。

すべての素材は、人の手間と経費がかかっていますから
お米の値上げは、仕方ないことで‥す。

☆。。。。。。☆。。。。。。☆

程よい硬さと柔らかさを残して、紫蘇の穂が実っています。

水でアク抜きし、神楽南蛮と醤油煮にします。
紫蘇の穂も、大切に使いたい。
神楽南蛮 生姜 昆布 胡桃 を、味醂と酒と醤油で、
いい《おかず》になります。

味噌で味つけすると
神楽南蛮味噌として、とても美味しい調味料になります。
次に、山椒の実を干して保存します。
これで、畑の収穫はほぼ終りました。

☆。。。。。。☆。。。。。。☆

あぜ道に咲いていた、紫色の花。
桔梗?の 仲間?
あたりに、金木犀の香りが漂っています。
匂いで、秋を感じる時。
秋の佐渡
今日もおだやか。
湖面のような静けさです。

小さな船が、美しい航跡を残して
真野湾を進んで行きました。

お会いする毎に、
「これ作ったの。食べてみてね」

今日は、何だろう?
小さな、お土産をいただきました。
まん中の小皿は、いただいた梅のピクルス。
「タルタルソースに、入れたら美味しかったから試してみて」

さっそく、作ってみると初めての味と食感でした。

自宅の豊後梅という大き目の青梅を、酢漬けにしたそう。

月桂樹と酢・塩の分量は?
失敗をするはずのない組み合わせなのですが
さっぱり、解りません。

「来年、一緒に作りましょうかね」と
誘って下さいました。

また楽しみができました。
これは、梅酢漬け。

竹の子  青梅 紫蘇の実 茗荷など、
それぞれの出盛りに、梅酢に漬けて保存し
それを、合わせて刻んだもの。
我が家の、大根の間引き菜
炊きたて新米ご飯に、混ぜて。
昔で言う、いわゆる《糧飯》です。

梅酢漬けは、食感とパンチある香りが魅力。
間引き菜は、葉っぱの色を生かして。

自分で作って、楽しむ田舎暮らしです。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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