明るい陽ざしにあふれる日でした。
淡いグラデーションが連なる、芽吹きの季節。
柿の新芽も、艶やかに輝いてピカピカ。
木の名前は ???ですが
白い小さな花が清楚。
田んぼの畦に軽トラが・・・
田んぼの耕起も始まりました。 
あちらこちらの山の中にも、桜が目につきます。
冬には落葉し、地肌を見せていた山々は

春を迎えた今
木々はそれぞれの個性を見せ、若葉のモザイク模様が完成。

やわらかい芽吹きの色と、美しいシルエットに変わってきました。
日毎に、緑の分量が増しています。
たんぽぽの綿毛が、おひさまを浴びて
そよ風が吹いたら、今にも飛びたちそう。

佐渡の里山の風景は
生まれたばかりの、生命力に溢れた春です。

春来たりなばの楽しみは、山菜のいろいろを
食べて楽しみ、香りを楽しむこと。
定番の筍のご飯 若布と筍の味噌汁
根菜とヒジキの煮物に
もち米入り塩糀のカブ漬けを添えて。
続けて、もう一度

我が家のアスパラガスで、
みどりの色をアクセントにしてみました。
筍と炒り蒟蒻をキンピラ風に。
筍づくしのメニュー日となりました。

いただいた 山菜セットで
タラの芽 コシアブラ わらび
たっぷりの胡麻の和え物に。

タラの芽のホロ苦は、春の喜びの味。
わらびのアク抜きは、
薪ストーブの灰を使っていて、色鮮やかに仕上がり。
ワラビにおかかを加えて、さっぱり味で。

少しのヌメリと食感を、楽しくいただきました。
八重桜とチューリップ ネギ坊主

八重の桜は、やさしいピンク色。

庭のあでやかな桜を仰ぎみると、心が弾みます。

お隣さんが切ってくださった、そのひと枝は
嬉しいささやかな贅沢。

チュウリップは、畑に植えっぱなしなので
年々小さくなってしまいましたが
我が家のちいさな花瓶に生けるには、このサイズが丁度いいのです。

2024年 元旦
あけましておめでとうございます。
普段通りの朝を迎えることができました。

健やかに、ゆったりと日々を楽しみながら過ごせる
よい年となりますように。
願う元旦です。
柿餅一筋の画 (若林吉則 画伯)


佐渡の柿餅本舗は、本年は15周年を迎えます。

おかげさまで、
柿餅がほんの少しづつ、知っていただけるようになってきました。

これからも、
《素にして上質 ぜ~んぶ佐渡産 柿餅》を
しなしなと作ってまいります。
青い空に金北山が雪をかぶって、美しい姿の日でした。


この、風景を見ながら
冬の厳しさを覚悟して暮らすことになります。

山の雪は、毎日の暮らしや田んぼに恵んでくれる豊かな水の源。

寒さを我慢しながら、感謝の思いで
大佐渡の峰を仰ぎみる日が続きます。

( 遠く左下には、JA佐渡の米蔵 佐渡病院 )


自由なリズムで、大根が干されていました。
いずれの日にかは、切り干し大根に。

親戚の家に、年末の挨拶に寄ったおりには
南天が美しい赤の実をたっぷりつけて揺れていました。

まもなく、小鳥たちの餌になるのでしょうけれど。
年寄り二人の正月は、好きなものだけで祝うことにしました。


小ぶりの蛸のヌメリを、塩で洗い
アズキ色になるまで茹でました。

酢みそ・刺身・葱味噌などで楽しみます。
 
温暖化の影響でなのか、寒ブリ漁が獲れない‥との、ニュースが続いていました。

‥が、ようやく
正月の我が家の食卓に届きました。

鰤カマを、素朴に塩焼でいただきます。
ふっくら 原木椎茸

甘辛く煮て鍋焼きうどんの具としたり、鍋でクツクツと煮たり。
ツルリとなめらか(^O^)
黒豆 イカ大根 椎茸の含め煮

「ブリ大根は知っているけれど、イカ大根は食べたことがない」と、友人。

 「えッ? 佐渡では冬の定番と思っていましたが‥」
 ところ変われば、食も異なることに気づいた日。
いただきものの、銘酒。
新春を祝して、乾杯~~~盃を重ねます。
たくさんの善きことが、重なりますように v(^^)v

正月を、ゆっくり過ごします。

ぽかぽか 陽だまりの草の上。

お昼寝する 猫 (=^・・^=)

「小春日和の土手は、あったかね~」 声をかけると

耳を少し動かして、返事らしき動きはするけれど
目はつむったまま。

お陽さまが、やさしく降りそそいで
気持ちいいのね~。

葉っぱをつけて、スウスウ。

おじゃまなようなので
‥失礼しました。

ドドド~~ン おお怖っ。

家を揺らし、大地を響かし 
雷神が夜中の丑三つ時に、強烈な光を放っていました。

これほどの、雷鳴を聞くのは初めてです。
佐渡市の消防本部からは、大音量の警報が発せられました。

この時の落雷により、火災が発生したことが朝のニュースで伝えられました。


地震 雷 火事 親父 ‥

世の怖いもの・敵わないものは
やはり、雷さま 火事であることを実感。

我が家の親父さまは、とても穏やかなので
怖いものメンバーからは
とっくに、外されてしまっているのですが(^O^)


☆。。。。。。☆。。。。。。☆。。。。。。☆


秋の くだもの
フランス生まれの無花果 
小木で作られている、ビオレ・ソリエス。

小木地区が先駆けとなって生産を始めたビオレ・ソリエスは
栽培が難しく、希少価値のある黒いイチジクです。

減反の転作作物として、高齢者向けの果樹を探している時、
木が高くならないように、管理がし易いイチジクに注目。

お仲間と生産に取り組み始めたのだそう。

苗木を植えてから、収穫までの期間が短いのも魅力とか。


ことわざに
“ 桃 栗 三年 柿 八年 ”‥ に続けて
柚子の大馬鹿 十八年 みかんのマヌケは二十年‥

更に続いて
女房の不作は六十年 亭主の不作はこれまた一生。

うふッ、耳が痛い例えですが、昔の人は巧い表現をされますね。


横道にそれてしまいました‥。


根気が何より大切の教えとして‥技術の向上が身につかない後輩を励ます時や

苗を植えても、実が生り、成果が出るまでには時間がかかる‥
などの、たとえに使われるそう。

果肉は、ねっとり おだやかな甘み。
黒い皮ごと食べられます。
友人の焼いた、タルトには
《黒いダイヤ》と称される、たっぷりのビオレーがのせられています。

タルト生地が、ビオレと相性よくて
甘すぎず、カットしても崩れることもなく絶妙な焼き具合。

この生地のおいしさを、
「マネできたらいいな」と、いつも思うのです。

以前にも、このタルト生地に
完熟苺たっぷりのせを、いただいたことが。

赤い色と、苺の香りで幸せな気分に (^^)v


その時々の、果物の旬をのせて楽しむケーキ。

昔から馴染みのイチジクは、プチプチ食感。

まだ少し硬い時に、コンポートにしたり、
ジャムにしても。

そろそろ、林檎の季節。

秋の楽しみが、次々と登場してきます。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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