今日は
柔らかいヨモギの新芽を摘みに
山へ出かけてきました
何度も水で洗ってから
重曹を入れた鍋で、アク抜きをします
それを、水で洗い流し
アク抜きが完了したヨモギを絞ります
春の楽しみである《よもぎ餅》には、
この、摘みたてのヨモギがたっぷりと搗き込んであります。

自画自賛ですが
香りが豊かで美味しいのですよ。
残ったのが、美しいヨモギの絞り汁。

このヨモギの深い緑色の絞り汁を
草木染めに生かしてみたいと
いつも思っていました。

そこで
初めての挑戦をすることに。
洗濯した木綿の布に
しっかり染色できるように、ヨモギ汁で煮ます
その後、ミョウバンを溶かした鍋で煮て
色を定着させました
乾かしてみると 淡い 淡い 蓬の色。

間仕切りカーテンが完成しました。

自然の色は、なんて美しいのだろう
気分がUP⤴⤴します。


初めての草木染めは、すべてが自己流。

本来の深い蓬色には、
あと何回の染めを重ねたら、近づけるのでしょうか?

6月の梅干しを漬ける時には
塩揉みした赤紫蘇の美しさに
いつも見入ってしまいます。


いにしえの人が《紅花の赤》に惹かれたり
《藍染の青》を大切に守り続けたり

木の根っこから色を取り出したり

桜 椿 牡丹 などの花びらを
集めて季節の色を楽しむ。

植物から生まれる美しさを求めて
あれこれと、色探しの工夫をし続けてきたのは
純粋に楽しいから。

子どもの実験教室のように、いろいろ試してみようかな。

ありふれた表現しか思いつかないのですが、
五月の空は、なんとさわやかなのでしょう(^O^)
柿の葉が、光を集めて輝く時。
一枚いち枚の葉は、日ごとに大きく広がってゆきます。

まだ、芽生えたばかり淡い緑色は
生命力にあふれていて、たくましく美しいと感じます。
隣の畑では、
枝が上に伸びるのを調整しようと
重石がわりの瓦が、ゆらゆら。
牡丹が、咲き始めました。
この時期の庭の主役は、伯母さんの自慢の牡丹。

「来週には、
“ 黄色 ”も咲き始めるから観に寄ってね」

はぁ~い 楽しみ 楽しみ。
石楠花

この家の主人は、この色が好きらしい。

明るい陽ざしにあふれる日でした。
淡いグラデーションが連なる、芽吹きの季節。
柿の新芽も、艶やかに輝いてピカピカ。
木の名前は ???ですが
白い小さな花が清楚。
田んぼの畦に軽トラが・・・
田んぼの耕起も始まりました。 
あちらこちらの山の中にも、桜が目につきます。
冬には落葉し、地肌を見せていた山々は

春を迎えた今
木々はそれぞれの個性を見せ、若葉のモザイク模様が完成。

やわらかい芽吹きの色と、美しいシルエットに変わってきました。
日毎に、緑の分量が増しています。
たんぽぽの綿毛が、おひさまを浴びて
そよ風が吹いたら、今にも飛びたちそう。

佐渡の里山の風景は
生まれたばかりの、生命力に溢れた春です。

春来たりなばの楽しみは、山菜のいろいろを
食べて楽しみ、香りを楽しむこと。
定番の筍のご飯 若布と筍の味噌汁
根菜とヒジキの煮物に
もち米入り塩糀のカブ漬けを添えて。
続けて、もう一度

我が家のアスパラガスで、
みどりの色をアクセントにしてみました。
筍と炒り蒟蒻をキンピラ風に。
筍づくしのメニュー日となりました。

いただいた 山菜セットで
タラの芽 コシアブラ わらび
たっぷりの胡麻の和え物に。

タラの芽のホロ苦は、春の喜びの味。
わらびのアク抜きは、
薪ストーブの灰を使っていて、色鮮やかに仕上がり。
ワラビにおかかを加えて、さっぱり味で。

少しのヌメリと食感を、楽しくいただきました。
八重桜とチューリップ ネギ坊主

八重の桜は、やさしいピンク色。

庭のあでやかな桜を仰ぎみると、心が弾みます。

お隣さんが切ってくださった、そのひと枝は
嬉しいささやかな贅沢。

チュウリップは、畑に植えっぱなしなので
年々小さくなってしまいましたが
我が家のちいさな花瓶に生けるには、このサイズが丁度いいのです。

2024年 元旦
あけましておめでとうございます。
普段通りの朝を迎えることができました。

健やかに、ゆったりと日々を楽しみながら過ごせる
よい年となりますように。
願う元旦です。
柿餅一筋の画 (若林吉則 画伯)


佐渡の柿餅本舗は、本年は15周年を迎えます。

おかげさまで、
柿餅がほんの少しづつ、知っていただけるようになってきました。

これからも、
《素にして上質 ぜ~んぶ佐渡産 柿餅》を
しなしなと作ってまいります。
青い空に金北山が雪をかぶって、美しい姿の日でした。


この、風景を見ながら
冬の厳しさを覚悟して暮らすことになります。

山の雪は、毎日の暮らしや田んぼに恵んでくれる豊かな水の源。

寒さを我慢しながら、感謝の思いで
大佐渡の峰を仰ぎみる日が続きます。

( 遠く左下には、JA佐渡の米蔵 佐渡病院 )


自由なリズムで、大根が干されていました。
いずれの日にかは、切り干し大根に。

親戚の家に、年末の挨拶に寄ったおりには
南天が美しい赤の実をたっぷりつけて揺れていました。

まもなく、小鳥たちの餌になるのでしょうけれど。
年寄り二人の正月は、好きなものだけで祝うことにしました。


小ぶりの蛸のヌメリを、塩で洗い
アズキ色になるまで茹でました。

酢みそ・刺身・葱味噌などで楽しみます。
 
温暖化の影響でなのか、寒ブリ漁が獲れない‥との、ニュースが続いていました。

‥が、ようやく
正月の我が家の食卓に届きました。

鰤カマを、素朴に塩焼でいただきます。
ふっくら 原木椎茸

甘辛く煮て鍋焼きうどんの具としたり、鍋でクツクツと煮たり。
ツルリとなめらか(^O^)
黒豆 イカ大根 椎茸の含め煮

「ブリ大根は知っているけれど、イカ大根は食べたことがない」と、友人。

 「えッ? 佐渡では冬の定番と思っていましたが‥」
 ところ変われば、食も異なることに気づいた日。
いただきものの、銘酒。
新春を祝して、乾杯~~~盃を重ねます。
たくさんの善きことが、重なりますように v(^^)v

正月を、ゆっくり過ごします。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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