毎日、お暑うございます。

“言うまいと思えど、今日の暑さかな”

色づき始めた稲

色づき始めた 稲田

空高く 雲白く

空高く 雲白く

「田んぼを超えて吹く風は、サラッとして爽やかだね。佐渡はいいな~」

こんなに暑い日なのに、家人は申します。

たしかに、都会のまとわりつくような、逃れられない暑さとは質が全く違っているのですが‥。

そんな佐渡でも、終日エアコンをつけて過ごす日が一週間ほど続いています。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

気配は、秋になりました。

 

農業の上では稲が色づき、台風が発生する季節を迎えます。

雨や風に襲われることを心配をする頃。

 

今日は、二百十日。

実家のある集落では、災害を避けることを願っての真言を唱える日だそうで、

地区の長老(おばあさん👵)方が、お堂に集まります。

昔からの因習に囚われて、まだ真言なんぞで、厄や災害から逃れられるはずなどないではないか‥思われるでしょうね。

 

そうですね。できるはずないです(>_<)

‥ですが、オカアサン達は「真言の集まり」と称して、大っぴらな公休日。

“骨休め”を楽しみます。

真言をお唱えした後は、自由時間。

てんでに、お菓子や煮物、お漬物などを持ち寄って、おしゃべりの会に変わります。

「明日は、真言だから、蒸し団子を作ろうかな」なんて、言っていた母を思い出します。

ムラの情報、料理のコツ、生活の質を保つ為の野菜の育て方、

チョッとした悩みや、家庭での喜びなどを共有したそうです。

お酒の入らない、昼中の女たちの集まり(^-^)

 

今日は、どんな話で盛り上がったでしょうね。

 

佐渡に、暑さが襲ってきました。

 

暑さのニュースの度に今では馴染みになった、

いつも耳にする地名(熊谷、福井、多治見など)ほどの、

高温ではありませんが、佐渡としては猛暑です(~_~)

 

明日と明後日は、フェーン現象が起き、更に注意が必要となる予報です。

「田んぼに水を入れて対策をするように」‥との、農業管理の指導が放送されています。

 

熱中症に警戒(@_@)

「水分を取ること、適度な塩分の補給、エアコンを使いましょう」

注意を呼びかけ、消防車が通っていきました。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

例年ならば、8月23日と24日は、お堂に集まりお念仏を唱える、地蔵盆祭り。

地域の一番身近な祈りの場、小さなお堂の奥には、子どもの幸せと健康を守ってくれるというお地蔵さまが鎮座。

のぼり立て

のぼり立て

我が家は地蔵堂の当番として、この一年間、お堂の鍵を預かり、

掃除や地蔵念仏の準備をしてきました。

 

‥ですが、やはりコロナの感染防止のために、この祭りも今年は中止に。

お念仏に集まっての、“密”を避けることとしました。

 

毎年、菩提寺の宝鏡寺のご住職にお経をあげていただき、

地蔵念仏を唱えて、長く伝えてきた行事です。

 

今年は当番だけで、地蔵祭りをとり行うことに。

旗を立て、幕を張り、お花を飾り、線香を焚き、山盛りのご飯とお水を、お供えしました。

実際に体験してみることが大切なことだ、と感じました。

そして、次の方に伝えること。

2020 地蔵祭り

2020 地蔵祭り

地蔵念仏

地蔵念仏

 

お団子や飾り花の発注先のメモを作り、来年の当番を担当する方に申し送り。

用具の保管場所などを、確認してもらいました。

 

十数年に一度しか巡って来ない当番ですので、

受け継がれてきた書類の名義変更も、急ぎの手続きが必要です。

お堂の維持管理のための、寄付金集めも大切な役目。

 

昨年の準備のようすを、記録として写真に残したものを添えて、

今日、引継ぎを無事に終了できました(^O^)/

 

(下は、昨年の地蔵盆まつりの記録)

2019  地蔵盆

2019  地蔵盆

2019 地蔵盆

2019    地蔵盆

いつものように、地域の皆さんが、お祭りに集まれる日が戻りますように。

 

順番に地域のお役目が廻ってきますが、大切に受け継がれてきた祭りばかりです。

一つの役を果たす毎に、地区の先輩方の優しさを感じられました。

 

ありがとうございました(^^)v

 

梅雨が明けたというのに、昨日も今日も雨。

お昼のメニューは素麺にすることにして、茗荷を探しに畑に。

出ていました、ふっくら茗荷。

茗荷

茗荷

雨が続いたので、いつもより早めに、いつもより沢山でていました。

青紫蘇と生姜もたっぷり薬味に添えて、さわやかソーメンをいただきました。

青紫蘇

青紫蘇

こぼれた種から、勝手に生えてきた青紫蘇。

薬味が畑にある、しあわせ。

茗荷はまだ、たくさんありますので、梅酢に漬けて保存しました。

梅酢に漬けて

梅酢に漬けて

冷奴の薬味にも、お稲荷さんや寿司に刻んで入れても食感が楽しめます。

 

パセリ

パセリ

香りのパセリも、乾燥して保存。

乾燥 パセリ

乾燥 パセリ

ポタージュスープに少し浮かせたり、サラダドレッシングに混ぜたりして色と香りを足しています。

沢山はいらないけれど、少しだけでも欠かせないのが香草。

去年は冷凍してみたのですが、乾燥した方が使い勝手がいいようです。

 

ささやかな、ささやかな畑の恵みに感謝、ありがたい。

 

今日はまた、大嵐です。

暦の上では、啓蟄となりましたが、

アラレが降ったり、ザッと雨が強く降ったり、パッと晴れ間がのぞいたり。

 

新年度の神事の一つである、“ 倉谷の大わらじ” が、新しく変えられていました。

大わらじ

大わらじ  倉谷地区

大わらじを掲げる意味は、

「集落には、こんな大わらじを履く大男が住んでいるぞ~」

外から入り込もうとした盗賊が、逃げ出したと言われる

疫病や悪人除けの、道祖神だそうです。

集落の 出入口に

集落の 出入口に

締め張り馬

締め張り馬

締め張り馬

締め張り馬

羽茂・締め張り地区で作られている藁の馬。(締め張り馬)

我が家の小さな守り神。

尻尾が真っすぐ伸びて、疾走しているようすを表しています。

 

締め張りでは、地区の結界を示す意味で、

人が通る道の頭上に、しめ縄のように藁の馬を張ります。

大わらじと同じように、集落の魔除けを願う道祖神だそうです。

椿 の 季節

椿 の 季節

我が家の締め張り馬は、土産用の工芸品ですが、

同じ作り方で、早刈りの稲の芯で作る

美しい守り神。

今では、締め張り馬を作る方が高齢となったため、

後継者を育てることに、力を注いでいると聞いています。

 

地域を守る道祖神は、形いろいろ。

思いは、同じ。

 

今日は、ひなまつり。

佐渡國相川 ひなまつりが始まりました。

 

新型コロナウイルスの、感染が全国で広がっていることを受け

佐渡でも、イベントが次々と中止、延期、変更されています。

相川の町のお雛さまを見ながらの、散策を楽しみにしていたのですが‥。

 

お茶会 (ホテル万長)  (きらりうむ佐渡)

田村優子さんのコンサート

お雛さまの出展中止 (松榮家) 他 も中止に。

急な変更ですので、住民にきちんと伝わっていないこともありそうです。

3/2付 変更のお知らせ

3/2付 変更のお知らせ

 

ひなまつり

ひなまつり

 

展示会場 のぼり

展示会場 のぼり

お雛さまを拝見に、彩花・森さんへ

由緒ある お雛さま

由緒ある お雛さま

森さんの手作り 古布

森さんの手作り 古布の作品

瓢箪 に 古布

瓢箪 を 古布で包んで

天井から、遊び心がいっぱいの手作り古布の作品

地元の窯元 赤水さんの器で

地元の窯元 赤水さんの器で

お雛さまの公開初日

相客の方と、お茶をいただきながら楽しくおしゃべり。

 

相川の町を見渡せる窓

相川の町を見渡せる窓

沈んでゆく夕日が、目の前に広がる窓だそうです。

羨ましい眺め(^-^)

早春のひと時、たくさんの可愛いお雛様に囲まれて、

相川の町の歴史を、色々教えていただきまた。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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