干し柿 と 木守り柿

暦の上では、今日は “ 大雪 ”

外を吹き荒ぶ風の音は、寒さが更に強調されているように聞こえます。

 

本格的な冬になる前、今の時季は、

これからの長い冬を思い、毎年のことなれど・・・。

冬と対峙して暮らしていく覚悟が胆に座るまで、センナイ愚痴を呟いて‥みました。

 

とは言え

季節はきちんと進んで、生活は健全に繰り返されていくのが日常。

 

今日は、いつも素晴らしい干し柿を作って下さる農家さんをお訪ねしました。

 

納屋の干し柿

 

雨の日は湿気を避けるために、窓が開けられませんので

大型の送風機と除湿機が、フル稼働中でした。

 

干し始めにきちんと薄い被膜ができれば、

ほぼ、間違いなく良い干し柿ができるそうで

最初の難関をクリアした納屋の柿たち。

 

みごとな柿のれん

 

きれいに並んだ柿の暖簾と、温もりのある柿色の海。

丁寧なお仕事ぶりの干し柿の出来あがりを、待っています。

 

木守り柿

 

羽茂の姉の家にも寄って、しばし、おしゃべり (^O^)

 

柿畑の葉っぱも役目を終えて、静かな風景でした。

収穫に感謝して、柿の木に残すという “ 木守り柿 ”

冬場、食料が不足する野鳥たちのために、餌として残しているのだ‥とも。

 

「ウチのは、私の取り忘れが多いのだけれど」

 

あら、姉さん、そうだったの?

みんな仲良く(^_^)v

 

「今年も、おけさ柿の収穫がめでたく終了いたしました」‥っちゅうわ。

 

コメントをどうぞ

* は必須項目となっております。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

最近の記事

最近のコメント

アーカイブ