雨とみぞれと雪が、入れ替わり立ち替わり、冬の入り口。
金北山に白いベールがかかり、雪の降るようすが見えています。
今日は、たくわん漬け用に干していた大根を米糠に漬け込む、
冬仕事の日としました。
樽の中で、塩・ざらめ・鷹の爪・熟柿を混ぜ合わせて置き
別の大きな樽に、本漬けします。
たっぷりの米糠に大根を並べて、米糠を振り、大根を並べて、米糠を振る繰り返し。
香りが良くなるようなので。
準備さえ整えば、たくわん漬け作業はいとも簡単に終了。
漬けてしばらくすると、水があがってきますので、重石を半分にすること。
青森出身の友人から、たくわんに漬ける米糠の配合を教えてもらってから
毎年続けて漬けてきて、今では我が家の味に定着したレシピです。
家族の多い友人は、この倍を漬けますが、
歯応えがポリポリ、大根の甘みと辛みのバランスがよくて、
冬の食卓には欠かせない、人気の逸品。
樽からあげたばかりの漬け物があるなんて‥しあわせな食卓。
青森の生れの友人は、りんごを干した皮を入れますし、
別の友人は、みかんの皮がいいと言い、そこからは好のみに応じて自由です。
私は、おけさ柿の熟柿を入れていますが、
何故か古漬けになっても酸っぱくなりすぎないで、ほど良い品格を保ってくれます。
大根の大きさ、干し具合、いろいろですから‥適当に、自由に。
昆布や柚子も香りを豊かにしてくれるので、欠かせないという人も(^_^)v
ひと月もすれば、寒さと、塩の米糠が、たくわんを美味しくしてくれる頃。
素朴な漬け物の代表、沢庵を漬け終えて安堵しました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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