佐渡飛鳥路を巡り、佐渡を知る文化学習のバスツアーの案内を
FBで見つけ申し込みました。
昨年 7 月に立ちあがったばかりの、佐渡文化財団が主催し、
おもにガイド業務に係わっている方々の、スキルアップのために企画されたツアーですが、
一般の人も参加可能の勉強会です。
佐渡飛鳥路
3 月 17 日 ( 日 ) 朝 8 時 30 分に集合
国分寺跡 ~ 妙宣寺 ~ 大膳神社 ⇒ ときわ館で昼食。
国指定の重要無形民俗文化財・佐渡の文弥人形芝居を観覧するコース。
佐渡観光の最前線に立つ、ベテランのガイドさん達が、
更にスキルアップを、と、カリスマ講師を迎えての企画。
国分寺の歴史的な成り立ちなど、熱心にメモを取っていました。
豊富な知識と軽妙な話術で、佐渡を旅するお客様を楽しくご案内してこられた、講師のお二人。
津田隆子さんと青山菊代さんは、
誰もが認める佐渡のカリスマガイドであり、研究者に近い方です。
今回は、二台のバスで巡ります。
佐渡の子どもであれば、国分寺跡には、たいてい遠足で訪れていますが、
ただの原っぱにしか見えず、歴史的な意味なんぞは‥更に理解の外にしかなかった・・・(>_<)
初っ端のココでも、佐渡弁を混じえてのガイドで津田さんの魅力全開。
佐渡に国分寺が置かれた歴史的な意味や、
いにしえの人々の生活までが、見えて来るような気分になってしまいました(^u^)
御本尊は瑠璃堂にはおわさず、奥にある別の蔵に安置されています。
大晦日から新年を迎える時にのみ、拝観できるとのこと。
小さな祠ですが、ココにしかないものだそうです。
名前も詳しいことも、う~ん、思い出せません(>_<)
普通には、気づくことさえない祠‥かも。
続いて、阿仏坊・妙宣寺へ
新潟県で唯一の五重塔
阿仏坊・妙宣寺の庭の一角に、みごとな枝ぶりの北限の楠。
早春ですので、木々の緑やサルすべりは芽吹いておらず、
池の水連や桜もまだですが、明るい境内をのんびり散策しました。
日蓮上人が佐渡で暮らした時、お世話をし支えたという名刹
歩いて、世尊寺へ
民家のようなお寺。
日蓮の人柄に触れ、佐渡で一番初めに信者となったそうな。
大膳神社へ
山伏が開いた神社は、鳥居の形が異なるのだそうで ‥説明を受け 初めて気づきました。
能が盛んな佐渡で、いつも舞台がオープンになっている大膳神社。
鏡板と神を表す松の傍には、日輪が描かれています。
能を知る人は、この扇を持って舞台に立つとは、日の出を表すことを理解するのだそう‥です。
舞台の日輪と、呼応することを発見。
日本にある最古の、能舞台。
4 月 18 日には、大膳神社の例祭奉納能が予定されています。
この日の一日は長く、内容が細やかでなかなか、先に進めません。
佐渡飛鳥路 ( 国分寺・妙宣寺周辺 ) を巡った、午前の部でした。
お昼の食事から、午後の部は次号につづく・・・ということで。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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