好評企画「おうち で 佐渡」第4弾は、小佐渡の小倉、猿八集落です。
「おうち で 佐渡」企画
第1弾 尖閣湾&相川 編 第2弾 小木&宿根木 他 編 第3弾 杉池&乙和池 編 第4弾 二ツ亀&大野亀&岩谷口 “Z坂 編
GWは終わりましたが、「おうち で 佐渡」企画はまだまだ続きます。
今回は、小佐渡山地の小倉と猿八を紹介します。
カワイイ子ウサギが仲間入りした長谷寺のウサギ観音の話題もありますよ♪
小倉集落に上がるふもとにある長谷寺。
長谷寺にリクエストをくださったのは、KさんとTさん。
807年に弘法大師により開基された佐渡屈指の古刹である長谷寺。アイデアマンの現住職によるお寺ならではの楽しい企画を考案していることでも有名ですね。
以前取材した長谷寺のルポ記事はこちら。
ちょうど牡丹の花が見ごろを迎えていました。今年は残念ながら牡丹祭りは中止でしたが、牡丹が咲き誇る中での散策を楽しめました。
本堂前には手入れの行き届いた美しい庭園があります。
赤い牡丹の花弁を使用したリキュール酒も発売されています。
そして、長谷寺を一躍有名にしたのはこのウサギ観音ですよね。
この春にはその隣に子ウサギ観音も完成しました。
子ウサギが持つ紅白ロープには何かご利益があるようです♪
観音の回りでは、お寺で飼われているウサギたちがのんびり日向ぼっこしていました。
‘(撮影は2020年4月に行いました)
日中に訪れた後、そういえば、子ウサギ観音も光るのか、気になったので改めて夜に訪ねてみました。
おぉ 暗闇に浮かぶ4つの赤い光…。
はい。子ウサギ観音もバッチリ光っています。
現在、新型コロナの終息を願って、ウサギ観音と子ウサギ観音もマスクをしています。
一日も早く、島外の多くの皆さんにここへ訪れていただけますように、とお祈りしてきました。
五月晴れの清々しい天気に誘われ、小倉集落の上にある千枚田にも立ち寄ってきました。
田植えはこれからののようでしたが、棚田からの小佐渡山地の眺めが心地よかったです。
それにしても田んぼ1枚1枚の小さいこと!田植え作業の苦労が伺えます。
佐渡で一番大きい小倉ダム。国中平野の田園を支えています。
別名「朱鷺湖」と呼ばれる美しいダムです。
小倉の山一つ向こうにある猿八集落。佐渡の秘境とも呼ばれる、とても小さな山村の集落です。
そんな猿八集落にある「鳥越文庫」。猿八集落にIターンし、猿八座を立ち上げた西橋健氏の活動を応援しようと、恩師の早稲田大 鳥越教授が2万冊の図書を寄贈したことがきっかけで建設されました。
古典芸能に関心があるSさんは、レンタカーを借りて、途中道に迷いながらも、はるばる猿八までやってきました。
緑に包まれた美しい建物と、風がそよぐ静かな空間で、ゆっくりと読書を楽しむことができ、とても満足。周囲の景色も良く、思い出深い場所になったそうです。
この日は、コロナ感染拡大防止により休館でしたが、私も以前に何度か訪れたことがあり、とても好きな場所です。
猿八といえば、ポッポのパンが有名ですね。
猿八の恵まれた自然環境の中で「おいしくて、安心できるパン」を作っています。
パンは、島内のAコープなどで販売されているのでここまで来なくても購入できるので、ご安心を。通販も行っています。
猿八や小倉がある畑野の、知る人ぞ知る温泉スポット「湯林荘」。通りから少し入った田んぼの中にあり、大きな看板も出ていないので、島内でも知らない人が多い温泉です。
ただし温泉マニアにはとても有名で、この温泉に入るためだけに、県外はもちろん海外から来る人もいるほどです。
リクエストをくださったKさんも温泉好きのひとり。
創業は大正という歴史ある温泉。以前は民宿も行っていましたが、今は温泉のみの営業。
コーラ色のモール泉で熱めのお湯です。
もう一つの見どころは休憩室。昭和レトロな空間で、懐かしいやら、むしろ新しい刺激さえあります。風呂上りに、牛乳を飲みながら、のんびり体を休めてはいかがでしょうか。
(写真は一昨年に撮影しました)