爆弾低気圧が上空にあり、大雪に見舞われた佐渡地方ですが、少しだけ晴れ間があり、ちょうど北沢浮遊選鉱場の晴れた日の雪化粧を撮りたいなぁと思っていたのでラッキーでしたが、北からの風に煽られ雪雲があれよあれよと上空を覆ってしまいました。

北沢浮遊選鉱場

この上空には以前金山から鉱石を運ぶ空中ケーブルが敷かれ、それが今のスキー場で活躍しているリフトの原型なのだとか。明治18年の頃建設された約1キロを結ぶ日本初の架空索道(空中ケーブル)が作られて、日本初のスキーリフトが長野の志賀高原丸池に誕生するのが昭和22年の1月。その当時は鉱石を運ぶ架空索道に人を載せるなんて!と反対もあったのだとか。

私が本格的にスキーを始めたのが高校生の頃、志賀高原でアルバイトをしながらスキーに勤しみ、佐渡に戻って来た時にはロープ登しか無かったのですが、今年になり平スキー場で佐渡で初めてペアリフトが設置されました。
まだ佐渡のリフトには乗っていませんが、せっかく設置されたリフトですから存分に楽しみたいと思います。