今シーズンの見ごろはいつ？ 佐渡 大野亀カンゾウ開花情報 2021年5月9日

新緑が美しい大野亀台地

初夏の佐渡、といえば「大野亀 カンゾウ」。

大野亀台地に咲く50万株100万本のカンゾウの花は、一度見たら忘れられない絶景です。

昨年の満開の様子はこちら

今年の佐渡は桜も山野草も例年よりかなり早く開花、シーズンを迎えたので、カンゾウも見頃が早まるのではと、状況を確認に現地に向かいました。

新緑の美しい大野亀台地。カンゾウの黄色は見当たりません。

日当たりが良くカンゾウの開花の早い”カンゾウの丘”も緑一色。

地元の方にお聞きしたところ、早春は陽気で株の成長は早かったものの、4月中下旬から低温が続き、成長スピードがゆっくりになったそうです。

なので、見ごろも例年同様に5月下旬から6月上旬だと思われます。

大きな株からカンゾウの茎が伸び始めています。ここからは「風」との戦い。

佐渡の北端という過酷な自然環境に咲くカンゾウ。風の影響を避けるために茎が曲がり、その間に雑草が育ってしまうと、花が埋もれてしまいます。

今日も時折強風が吹いていました。なんとか穏やかな日々が続くことを祈るばかりです。

遊歩道で見つけた早咲きのカンゾウ。まだ花も小さいですね。

大野亀台地の魅力はカンゾウだけではありません。見渡す限りの日本海、そこにぽっかりと浮かぶ二ツ亀。開放感あふれる光景も楽しめます。

遊歩道はゆっくり歩いても15分。心地よい潮風を浴びながら大野亀を散策してください。

大野亀ロッジも営業を開始しました。

営業時間は9:00～16:00。ランチタイムには、地魚満載で人気の海鮮丼もあります！

土産コーナーでは、地域で採れたワカメなどの海藻や山菜の加工品もあります。

急きょお休みをいただくことがありますので、ご注意ください。
（カンゾウシーズンの週末は営業します）

次のレポートは今週末の予定です。