昨年のレポートはこちら
大佐渡山地のふもとに安養寺という小さな集落があります。
その集落には、西暦772年に出羽の羽黒神社から勧請されたといわれる「本宮(ほんみや) 羽黒神社」があり、わずか11名の氏子が大切に守っています。
境内は杉の巨木に囲まれ、あたかも精霊が降りてきそうな雰囲気。
江戸末期の建築と伝えられ、県の有形民俗文化財に指定されている茅葺の能舞台もあります。
山里の小さな神社ですが、例祭では島内の様々な芸能を賑々しく奉納。静かな集落がこの日ばかりは多くの来場者で溢れます。
例祭の概要は以下の通りです。
日時:2019年8月31日(土) 13:30~
場所:安養寺 本宮 羽黒神社 能舞台
◆奉納演目
オープニング 「法螺貝奏」
雅 楽 「平調 音取、越天楽、陪臚」
民 話 「川茂の太郎杉」
文弥人形 「嫗山姥 ~ 時行切腹の段 ~」
狂言小謡 「柳の下」「よしの葉」
民 謡 「苗取り唄」「砂金音頭」
仕 舞 大黒舞 その他
※観覧無料 雨天決行(大型テントをご用意しております)
同時開催の地場物産の販売も人気です。美味しいと評判の安養寺米使用「おにぎり弁当」もあります。
また茶席(野点)も設営しているそうです。
会場の羽黒神社は幹線から離れていますが、当日は道中に案内板も出ます。
夏休み最後の週末、小さな杜のお祭りを楽しみませんか?
例祭に関するお問い合わせは 090-3229-7586(近藤)