「鬼が舞う島、佐渡ヶ島」
今からおよそ500年前、佐渡に鬼太鼓が伝わりました。
発祥などの詳しい内容は定かではないものの、厄払いや商売繁盛、五穀豊穣にご利益があるとして、各地で行われるようになりました。
今では佐渡の恒例の行事となり、毎年4月を中心に各地で行われています。また、最近では海外へも進出し、多くの外国人からも注目を浴びています!
鬼の踊り方は地域によって異なるため、120種類もの踊りが存在します。
今回は、その中でも特に盛り上がりのある“小倉の鬼太鼓”をご紹介します。
山間にある小さな集落、小倉。
この集落にある“物部神社”では、毎年4月の例大祭で8匹もの鬼たちによる鬼太鼓が行われます。この数は、島内でも一番多い数なのでとても盛り上がります。
それだけでなく、小倉の鬼太鼓は「しだら打ち」といって鬼が裏太鼓に合わせて派手に踊るので、迫力があります。
ぜひ一度、鬼太鼓を見に行ってはいかがでしょうか♪
なお、小倉の鬼太鼓は、今年から4月の第2土曜日になりました。
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上でも説明しましたが、佐渡の鬼太鼓の踊り方は地域によって異なるため120種類もあります。
もちろん踊りにも注目をしてほしいのですが、ぜひ鬼のお面にも注目をしてみてください!
鬼によって、顔の色や表情が異なります。注目するポイントを変えてみてもおもしろいですよ♪
毎年5月、両津港からすぐの“おんでこドーム”で「伝統芸能祭 佐渡國鬼太鼓どっとこむ」というイベントが開催されます。
小倉の鬼をはじめ、佐渡の多くの鬼たちが参加し、鬼太鼓を披露する他、名立たる伝統芸能の団体による発表もあります。
また、特産品販売や体験教室などもあり、毎年とても盛り上がっています!
ぜひ、足を運んでみてください♪
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