北雪酒造は、佐渡ヶ島の南、赤泊地区の漁港に面した場所にあります。明治5年の創業以来、人々に愛されるお酒は安心・安全でなければならないという信念のもと、佐渡の米・水・風土・人にこだわった酒造りを大切にしています。
地産地消、そして地域興しを目指し、佐渡島内でも北雪が所在する赤泊地区のお米にこだわって、直接農家と契約しています。
江戸時代、佐渡は金銀山で栄えて多くの人口が島に渡ってきたこともあり、酒造りが盛んになりました。その頃は200軒にも上る酒屋が存在したと言われています。現在島内に5つの蔵元があるなか、独特の個性を発揮している存在とも言える北雪酒造は、今も伝統と熟練の技を受け継いでいます。。
アメリカにおいて、日本食レストランとして高い評価をとっていたシェフの松久氏。あるロック歌手がファンからいただいた北雪「大吟醸」を手土産に、友人の松久氏へ紹介したことが、レストランNOBUと北雪との出会いでした。
その味に魅せられ、なんとかしてレストランで使いたいと思った松久氏は、突然の話になかなか依頼に応じようとない北雪側に、何度も粘り強くアプローチをかけた末、その熱意に圧倒された北雪側が、3回目の依頼でようやく輸出に承諾をしました。
その後、レストランがアメリカだけでなくイギリスやイタリアを始め、世界各地に展開していくとともに、北雪の酒も海外で評判となり、そのことが日本での「北雪」の名を大きく前進させるきっかけとなりました。現在、海外で北雪の酒が飲めるお店は、レストランNOBUだけです。
究極の酒米「越淡麗」は、父方に「五百万石」、母方に「山田錦」を持ち、それぞれの特性を兼ね備えた新潟県固有の新しい酒米です。高度な精米耐性と米の粗たんぱく質が低い性質は、県産在来好適米に比較して特に優れていることが示され、「すっきりとした、柔らかさのある酒」が得られます。
北雪ではこの越淡麗を、朱鷺の棲む佐渡のクリーンな蔵人の田んぼで、自ら丹精込めて栽培し、例えば40%精米で醸した「純米大吟醸越淡麗」など、北雪における英知の酒として世に送り出しています。
また、国際保護鳥・朱鷺との共生を目指し、冬季灌水などのえさ場の確保、農薬・化学肥料の慣行栽培5割減減を実現した田んぼで栽培された、佐渡市認定の朱鷺認証酒米(越淡麗、五百万石)を推進。消費者の食の安全・安心に北雪は応えています。
住所 | 新潟県佐渡市徳和2377-2 |
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TEL/FAX | 0259-87-3105 / 0259-87-3173 |
WEBサイト | http://www.sake-hokusetsu.com/ |
営業時間 | 8:00 - 17:00 |
定休日 | 元旦 |
取扱商品 | 清酒・ビール・焼酎・リキュール(梅酒) |
酒造見学 | 無料 (要予約) |
駐車場 | 有り / 無料 / 約20台 |
備考 | NOBUレストラン WEBサイト |
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