自分でむいた❛ぷりっぷり❜の新鮮な牡蠣を味わえる幸せ♪
佐渡の冬の味覚として人気の牡蠣。牡蠣の養殖を行っている加茂湖では船がひっきりなしに行き来しています。
その加茂湖のとれたての牡蠣を自分でむき、そしてすぐに料理して食べることができる「加茂湖牡蠣むき体験」がスタート!幸運にもモニターツアーに参加させていただきました。
朝、加茂湖で水揚げした牡蠣を積んだ船が船着き場に戻ってきました。
かごには大きな牡蠣がたくさん。ワクワクしてきました♪
牡蠣むき体験に協力いただいている粕谷さん。加茂湖漁協若手のホープです。
まずは加茂湖の牡蠣についてお話してくださいました。
加茂湖には今400台の牡蠣筏があり、晩秋から5月初旬まで漁がおこなわれています。
牡蠣が育つまで通常2,3年かかるところ、加茂湖では1年で食べられる大きさになります。
その秘密は、汽水湖という利点と佐渡の自然の恵み。
海洋に比べ比較的安定した自然環境の中、大佐渡山地などからの栄養分が豊富の川水が流れ込むおかげで牡蠣がすくすくと成長。
1年牡蠣はマイルドで牡蠣のクセが少ないので、お子さんや牡蠣がそれほど得意でない方にも召し上がっていただけるそうです。
粕谷さんは漁師になってまだ4年とのことですが、説明がとても上手で漁師姿がすっかり板についています。
加茂湖の牡蠣の魅力を教えていただいたところで、いよいよ牡蠣むき体験スタート。
まずは牡蠣漁師仲間のアダチさんに手本を見せていただきます。
手慣れた手つきで牡蠣の殻をむいていきます。簡単そうに見えますが果たしてどうでしょう。。
説明を真剣に聞く参加者たち。ほとんどの方が初めての体験だそうです。
エプロンと手袋をつけて殻むきにチャレンジ。
牡蠣殻の隙間から刃物を入れ、左側についている貝柱をきれいに取り除きます。
手元で刃物を使うので慎重に、集中を欠いてはいけません。
手順が分かりやすいように目の前でも実演。牡蠣殻の中で貝柱にくっついている牡蠣を想像しながら探すとをきれいにはがれるそうです。
といってもすぐには出来ないですよね。普段牡蠣むき作業を行っているご婦人たちも、年単位の時間をかけてコツを習得しているそうです。
慣れると1分かからずきれいにむけるようになるとか。
貝柱から牡蠣が離れると、牡蠣殻もパカっと自然に開きます。
中から大粒の牡蠣が現れました。初めてにしてはなかなかきれいにむけてますね。
何個もむいていくとなんだか楽しくなってきます。
むきたての瑞々しいカキ。このまま食べてしまいたいところですが、加茂湖の牡蠣は加熱しなければなりません。
この後の料理タイムが楽しみです。
1時間ほど牡蠣むき体験を行った後、佐渡アウトドアベースで牡蠣料理を作ります。
本日のメニューは、牡蠣のアヒージョ、牡蠣鍋、カキフライにがんがん焼きと牡蠣フルコース。
先ほど殻むきした牡蠣が調理用に仕上がって到着しました。
ちなみに粕谷さんの牡蠣、佐渡アウトドアベースで注文できます。
とれたての大ぶりの牡蠣が1kgで4,620円。詳細はお電話にてお問い合わせください。
料理スタート。水揚げされたばかりの牡蠣を贅沢に使用できる幸せ♪
カキフライは男子チームが担当。フライを作るのはほとんど初めての3人。不安げに衣をつけていく姿がなんとも可愛らしかったです。
カキフライは火力の強い厨房でカラッと揚げます。
揚げたてのカキフライ!衣をつけてもぷりっぷり感が伝わってきます。
カキフライそのまま食べてもおいしいですが、パンにサンドして「ホットカキフライドック」で食べるのが佐渡アウトドアベース流。
食が進みます。
牡蠣殻ごと缶に入れて蒸し焼きにするかんかん焼き。
缶を直接火にかけます。
10分ほど蒸し焼きにしてからふたを開けると・・・湯気に包まれた牡蠣が登場!
牡蠣の良い香りが漂います。
どうですか!この鮮度。このプリプリ感。
レモンを軽くしぼって食べると口の中に牡蠣の旨味がじゅわっと広がります。
とれたての牡蠣を蒸して食べるなんて究極の贅沢ですね。
この牡蠣むき体験、佐渡アウトドアベースのオリジナル企画として4月まで開催中。(毎週土曜日催行)
4名から催行、1人6,000円で牡蠣が堪能できちゃいます。
予約は佐渡アウトドアベース公式サイト予約ページもしくはお電話で(0259-68-8081)
粕谷さんいわく、加茂湖の牡蠣がいちばんおいしいのは2,3月ころとのこと。これからがベストシーズンです。
ぜひ佐渡で牡蠣むき体験して、美味しい牡蠣を味わってください!
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