赤泊の徳和祭り(9月15日開催)に行ってきました。
これから佐渡の秋祭りシーズン到来となります。佐渡のあちこちの集落で太鼓の音が聞こえてきます。ここ徳和のお祭りは春と秋で開催する神社が違い、秋のお祭りは大椋神社(おおくらじんじゃ)での開催となります。鬼太鼓と獅子がそれぞれ分かれて集落を門付けして回り、天狗様と神輿が決められたルートで合流し、最後神社で練り上げがあるそうです。

徳和祭り 鬼太鼓

鬼太鼓は勇壮な薙刀を持って踊るスタイル。佐渡の鬼太鼓の一般的なスタイルは小さな撥を持って踊るのですが、ここ徳和の鬼太鼓はシンプルな踊りではありますが迫力はあります。

獅子は鬼太鼓とは別に集落を門付けして回っているので、これまた探すのが大変ではありますが、太鼓の音を頼りに探し歩きます。ようやく合流出来たので御花代をお渡しし、厄払いをしていただきました。

徳和祭り 大獅子

獅子と鬼太鼓は早朝からスタートするのですが、天狗様と神輿はそれより遅れて神社から出ます。

徳和祭り 天狗様

神輿は台車に載せて運びますが、階段等では担がれていきます。神社は海から少し上がった高台にあるので、坂道もあり大変そうでした。ここから御旅所までの距離を歩き、そこで獅子や鬼たちと合流します。毎年御旅所は担当する集落が違い、今年は清水という集落で御旅所が設置されました。

徳和祭り 神輿

佐渡のお祭りを撮影していて思うのですが、お祭りは神事であり集落の大切に受け継がれてきた伝統行事です。また、お祭りの門付けは個人の家の敷地に入らせていただくわけですので、撮影者のマナーが問われます。Facebookにて佐渡のお祭り撮影マナーを書き留めましたので、ご一読していただけたら幸いです。

お祭り撮影のマナー
・出来れば神社にお参りしましょう
・花代は忘れずにお渡ししましょう
・地域の人にご挨拶しましょう
・神事の邪魔は決してしないようにしましょう
・お祭りの雰囲気を壊さないようにしましょう
・門付けしているお家のプライバシーに配慮しましょう