一隅を照らす・・できたらいいな

少し肌寒さを感じる、曇りの一日でした。

 

明日の土曜日の “ しままるしぇ ” への準備に、せっせとお餅を搗いたりパッケージをしたり。

 

佐渡のあれこれや、季節ごとの旨いもの、春ちゃん工房の新作のことなど、お客様とお会いできるのを楽しみにしています。

初めの頃は、ほとんど作る人がいなくなった ≪ 柿餅 ≫ のことを知っていただきたくて、ついつい説明が多くなってしまいがちでした。

今は“しままるしぇ”で、柿餅を味わっていただけるだけでも嬉しいことです。

素朴な≪ 柿餅 ≫ を、≪栃もち≫ ≪芋もち≫ ≪沢根だんご≫ と同じように郷土の味として、残していけたら\(^o^)/

コツコツ、地道に続けることが大切  (^_^)v

 

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千葉に住んでいた時に、友人が小学校の側でパン屋さんを開いていました。

朝7時から焼きたての美味しいパンを店に並べて、通勤や通学の途中に買えるようにと営業努力をおしまないお店。

小学校を囲んで、三つのパン屋さんが焼きたての味を競っている所でした。

 

お店の名は ≪ ランタン ≫ 

〇〇ベーカリーとか、天使の△△とか、☆☆パどーるとか、…パン屋さんらしい名前でないのは、どうして?

店名の由来をたずねると、「 学校のまわりは、夜になると意外と暗いのよ。 塾や部活の帰りの子供たちや、通りすがりの方の足元を少しでも明るく照らせればと思ってね」

お店の前に≪灯り≫を据え付けた、ご夫婦。

朝早くからの仕込み作業があり忙しい毎日のなかで、地域の為にできることをと考えたそうです。

帰宅を急ぐ人を見守り、一隅を明るく照らし続ける小さな ≪ 街路灯 ≫ です。

 

そうして周りを見渡してみると、小さなボランティアを続けている人が多いことに気づきます。

 

定期的に一人暮らしのお婆さんの家の前の草むしりをする人。

近くにあるお地蔵さまに、花を絶やすことなくお供えに来る人。

かさばるもの、重い調味料などの買い出しなどの買い出しに、それとなく付き合う人。

 

通販の利用などは、慣れていないお年寄りがほとんどですから、買い物に出かけるのは楽しいもの。

お店で見比べて眺めたり、迷ったり。

今までと同じような暮らしを続けて行けるように。

少しの手伝いを、お互いさまご近所で。

相手のことをよく見て、少しの時間をプレゼントする。

 

   ……な~んて、キレイごとすぎるようですが、先輩たちはさりげなく実践してみせてくれています。 

 

一隅を照らすこと。 たいそうな事でなくても、誰かの為にできることがありそう・・・・。

 

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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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