毎年、9月第一日曜日に開催されている 佐渡国際トライアスロン大会は、36回目。 ノロノロ台風10号の進路が定まらず レースが決行されるか否か、判断が遅れていました。 台風の影響が懸念されるために 今回は、大勢の選手が参加をキャンセルされたそうです。 ですが、 当日はあっけないくらいの無風快晴。 予定通り、レースは開催となりました。 | |
島の住人たちは、 トライアスロン大会の当日は 車で出かけることを控えたり 通り過ぎる選手に、太鼓を叩いたり、声を出して応援したり レースの邪魔をしないように、そっと過ごし協力します。 | |
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毎年この日は、 羽茂川沿いの、鮎の会の会員は 「鮎の石焼き会」に集まり、楽しむ日としています。 | |
朝は 9:00 に集合し さあ、準備を始めましょう。 | |
先ずは、石を焼くことから。 友人の担当は、火の当番。 「俺は火の係りだよ~」と汗だく。 およそ3時間、ひたすらに石の上で火を焚きます。 | |
石を焼いた同じ時間分の 焼いた石の火持ちがするそうです。 | |
焼けた石を慎重に運び、台に平にセット | |
焼き串を削る担当は ナタを使い、ノコギリで切り 竹の盃やコップを制作中。 大先輩の傍には、若者が集まります。 ナタの使い方のコツ、昔の暮らしぶり、地域の祭りのことなど‥ 聞きながらの作業に、ゆったりした時間を感じました。 コップの飲み口を、ヤスリで角を丸く削る方も。 | |
メインの鮎を 竹串に刺していきます。 | |
鮎の解禁日を待って、 鮎の会の会長と、若者たちが川へ出かけ 渓流釣りを初めて体験したり、投網も楽しんだそう。 | |
串焼きを担当する方は ベテランの焼き方職人の域に達しています。 | |
いい塩梅です | |
焼いてほぐした鮎の身を、味噌にたっぷり加えます | |
焼け石に、茄子を土手として囲み 味噌 酒 味醂 鮎の内臓(うるか) | |
それぞれの家から持ち寄った野菜で 新じゃがのポテサラ 神楽南蛮のキンピラ風 台所のお母さんたちは、集まった野菜で ささっと、手際よく次々と幾皿も並びます。 この他にも、天ぷら かぼちゃの煮つけ‥他 | |
イカのワタ(内臓)も一緒に煮て やわらかくて、肴にピッタリのひと皿 | |
おむすびは、黒米入り。 初参加の、若手の女子が握りを担当 | |
おつまみは、茄子の漬物 胡瓜の即席漬け 麹に、鷹の爪や昆布を醤油漬けした、南 蛮菜。( 辛いおかずの意=ナンバンジャー) | |
さあ、料理が揃いました。 みごとに、田舎料理に徹しました(^O^) 冷たいビールの準備も怠りなく ここからは 心ゆくまで、存分に・・飲んで、しゃべって。 夏の名残りを楽しむ一日でした。 | |
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午後 9 : 30 分 佐和田の海岸からは、 トライアスロン大会の無事終了を知らせる 花火の打ち上がる音が聞こえてきました。 | |
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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