一汁一菜 土井善晴さんをまねして

高校の卒業式が、例年どおり挙行されました。

進学にしろ、就職にしろ、新しい第一歩ですね

おめでとうございます。

今日の佐渡は、天上一面の青空に恵まれ、

仰ぎ見る金北山が、すっきりと美しく見えました。

陽ざしがほんわりと、島の人に万遍なくプレゼントされ “春うらら”

光を集めて 福寿草

光を集めて 福寿草

さて、新しい環境に飛び込んでゆく若者たちに、

老婆心ながら、大事にしていただきたいことが一つありまして‥

旅立ちしたその日から、一人での食事が始まりますね。

家庭の味を離れ、“世間の飯” の始まりでもあります。

何を選び、何を食べようか。

コロナ禍で、自炊をする人も多くなったそうです。

そこで、

土井善晴さんが提唱する

食事に一汁一菜を添える》

実践してみてはどうでしょう。

土井善晴さん 

土井善晴さんの提案

何より大切なのは、毎日の暮らしの食事。

具だくさんのお味噌汁は、野菜からの出汁がたっぷり。

味噌を溶いて、旬の何かを浮かせただけでも、それはお味噌汁。

自由に、作って、食べること。

「毎日キチンと作らなければならないなんて、考えなくてもいいですよ」

土井さんの提案を知り、気持ちが楽になりました。

作れるときには丁寧に。

家にある野菜や具を入れて。

わかめ 白菜 打ち豆

わかめ 冬超し白菜 打ち豆

社会に出れば、自分のお金で美味しいものを選べますし、

楽しい誘惑とも多く出会うことでしょう。

栄養を考えて料理することは、次のステップとしても、

自分なりの温たまる、ひと品を作ってみませんか。

お味噌

根菜汁 ごぼう 八幡芋 こんにゃく 人参  大根

世間のあれこれに疲れた時や、孤独を感じる時は、

息を抜ける、美味しい何かを。

簡単でもいい‥素朴に食事を楽しむ時間を作りましょう(^^)/

ちなみに、我が家の定番は

野菜いっぱい入りの、豚汁。

気をゆるめて、ほっとする時間です。

どういう人との縁が待っているのだろう。

期待と不安のある中、

新生活に向け、佐渡を出発したのは50年前の自分。

料理の初心者、スタートです。

健康は、食事から。

「独り飯、ちゃんと食べてね」

門出を迎えるみなさんへ、

どうぞ、思う存分ご活躍ください。

佐度からエールを送っていますね(^^)v

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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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