あちこちで雪割草も開花し春の訪れをヒシヒシ感じています。花の島佐渡。これから様々な花々が島を彩ってくれます。
佐渡で花といえばカンゾウを思い浮かべる人も多いと思います。大野亀では、枯れ草の中からカンゾウが芽吹いていました。
今や佐渡を代表する観光名所となった大野亀のカンゾウ。シーズンの6月初旬には50万株100万本のカンゾウが大野亀一帯を黄色く染め、海の青、大地の緑とともに美しい景色を見せてくれます。
しかし一時はカンゾウの数が減少し景観の危機が心配されていました。そこで周辺住民をはじめ、地元企業や団体、そして小中学校の子供たちが保護定植の活動を始めたそうです。
その輪はどんどん広がり、島内各地はもちろん島外から観光を兼ねてボランティア参加する人もでてきました。
このボランティア作業、今年も4月16日(日)に実施するこことが決まりました。作業内容は簡単。種から育てた苗を鉢上げし、大きくなった苗をカンゾウが少ない場所へ定植します。
ちょうど前日は佐渡の島開き。各地で集落のお祭りが開催されます。地域の祭りと大野亀台地でのボランティア活動。帰りに外海府の美しい海岸線をドライブするのもオススメです。
この春はひと味違う佐渡旅行なんていかがでしょうか?
「カンゾウ保護 ボランティア」
日時 2017年4月16日(日)午前9時~正午頃まで
集合場所 大野亀駐車場
作業内容 カンゾウ苗の鉢上げ、定植作業
準備物 鉢またはスコップ(雨天の場合は雨具)
お問合せ 海府観光協会(大野亀ロッジ内 0259-26-2410)