佐渡 町歩き

「ブラタモリin佐渡」 佐渡金山 北沢浮遊選鉱場跡篇

世界で初めて金銀の浮遊選鉱法を実用化した「北沢浮遊選鉱場跡」。近代日本を支えた産業遺産ですが、今では佐渡の人気スポットです。
その佇まいから“まるでラピュタの世界みたい”という声も。
オンシーズンの夜間はライトアップされ能や伝統芸能などのイベントも行われます。

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「ブラタモリin佐渡」で放映されたスポットを紹介

まずは情報集めをしよう

9/3(土)放送のNHK「ブラタモリ」の佐渡特集を見て、佐渡や金山に興味を持ったという方も多いと思います。実際佐渡金山には連日たくさんのお客様がいらっしゃっているようです。他の場所でも他県ナンバーやレンタカーをよく見かけます。
そこで今回はブラタモリのロケ地を巡りながら、周辺の見どころやプチ情報など佐渡日和のエッセンスも加えて紹介します。
紹介したいところがたくさんあるので3回に分けてご案内します。第一弾は佐渡金山と北沢浮遊選鉱場跡篇。
まずは相川の観光案内所で情報集め。バスターミナルすぐの建物にあり便利です。
相川をはじめ佐渡のマップやパンフレットの配布はもちろん、金山や相川の町歩きのコツなど色々教えてくれます。

♯1佐渡金山(道遊抗コース) 坑道内から機械工場

入場券を購入して坑道内へ

「史跡 佐渡金山」に到着しました。
「江戸金山絵巻コース 宗太夫坑」と「明治官営鉱山コース 道遊抗」の2つのコースがあります。来年春には新しく「暗闇廃抗コース 無名異坑」ができるとのこと。他にガイド付きの「山師ツアー(大切山坑) 要予約」という上級者向けのコースもあります。団体ならガイド付き「世界遺産ツアー 要予約」も面白そう。

 

 

選んだのは道遊坑コース

今回は道遊の割戸を間近で見れる「道遊抗」コースにしました。ちなみに番組内でタモリさんが岩盤を打ったり、人形が採掘作業を行っていたのは「宗太夫抗」コースです。

採鉱場までの道のり

金を求めて掘られた坑道。当時の苦労がうかがえます。坑道内は年間を通じて11℃程度でひんやりとした空気。夏でもかなり涼しいので羽織れるものを一枚用意したほうがよいでしょう。灯りは十分ありますが足場は濡れているので気を付けて。途中途中に金山や金鉱脈のパネル説明があり参考になります。

ここにも“佐渡のお宝”

「地酒の島 佐渡」ならでは。坑道内にある酒の貯蔵庫。貯蔵庫内は年間8℃~13℃に保たれるので長期熟成にはピッタリなんだそうです。金山で貯蔵されたお酒、縁起が良さそう。

割戸の真下に立つ

道遊坑の真下、道遊脈の採掘跡。鉱脈は割戸の頂上から地下までほぼ垂直に長さ120m、幅100m、深さ100mあります。こちらでは1601年の鉱脈発見から1989年の休山まで388年間採掘が行われていたそうで、長寿世界一の鉱脈とのこと。結構最近まで行われていたことにビックリ。

カワイイけれど力持ち

坑道を抜けると機械工場がありました。工場内では当時使用していた工具や設備が展示されています。坑道内を走っていた蓄電池式機関車や方向転換のターンテーブルも当時のままに残されているので、鉄道ファンのタモリさんも喜びそうな場所ですね。

#1佐渡金山(道遊抗コース) 高任(たかとう)神社から道遊の割戸へ

ここからは遊歩道で割戸の正面を目指します。坂道が続きますが緑の木立を歩けるのでリフレッシュできますよ。

番組でも登場した「高任(たかとう)神社」。相川下山ノ神町にある鉱山の総鎮守「大山祇(おおやまづみ)」神社の分社で、明治時代の初代佐渡鉱山局長である大島高任の偉業を称えて命名されたそうです。
ちなみに大山祇神社は江戸時代の初代佐渡奉行大久保長安が金銀山の繁栄を祈願して建立したそうなので、江戸と明治を結ぶ縁を感じますね。
割戸へは神社を通って進みます。

道遊の割戸の穴。タモリさんいわく“人間の欲望”が感じられます。真下の採掘跡からここまで結構登ってきたので、鉱脈がいかに大きいのか実感できます。

割戸全体が見えるベストスポット。機械工場裏手にある公園です。鋭い割れ目が際立ちますね。この日は残念ながら雨でしたが晴れていれば美しい姿を眺めることができます。

#1佐渡金山 金山周辺

併設施設も充実しています

出口付近にあるお土産店。お菓子や特産品、伝統工芸品などバラエティ豊かなラインナップ。純金カステラや埋蔵金小判チョコレートなどここでしか買えない商品や、坑道内で貯蔵されていたお酒も販売しています。
土産店の上には展示資料館と喫茶室。展示資料館にはタモリさんもチャレンジしていた純金の延べ棒の取り出しコーナーがあります。

史跡 佐渡金山の情報はこちら

第三駐車場にある食事処「金山茶屋」。人気はメカブ、エビ天、金粉入り岩のりをトッピングした金山そば。道遊の割戸をモチーフにした「金山カレーや佐渡産の魚を秘伝のタレで漬け込んだ佐渡海鮮漬け丼などもあります。
冬季は休業となりますので営業日にご注意ください。

季節ごとに楽しみがある大佐度の自然

金山の周辺は桜の名所でもあります。道沿いや駐車場に約800本の桜があり、4月中旬には夜間にライトアップが行われます。金山より奥に進むと大佐渡スカイライン。1,000m級の山が連なる大佐渡の雄大な景色、頂上付近の展望台からは島内や本州を見渡す大パノラマを楽しめます。
まもなく紅葉も見ごろ。この機会に金山見学と紅葉ドライブなんていかがですか?

#2 北沢浮遊選鉱場跡 佐渡の自然と同化した歴史的建造物

金山を後にして山を下ると北沢浮遊選鉱場跡が現れます。段丘を利用した構造で緑に包まれた巨大な建造物。生で見るとその迫力に圧倒されます。
建物周辺はイベント時を除き現在立ち入り禁止なので相川技能伝承展示館側からの見学となります。

北沢浮遊選鉱場跡に向かう坂の途中から。番組でも説明していましたが高低差を利用して建てられたのが一目瞭然。周りの建物と比べても選鉱場がいかに大きいのかよく分かります。

直径約50mのシックナー。泥鉱濃縮装置として稼動していましたが、見た目はまるで古代ローマの遺跡のよう。こちらも段丘を利用して建てられています。

町の上から選鉱場を見るのもおすすめ。自然の地形をうまく利用しているなぁと実感します。番組内でもタモリさんたちがこの場所から覗き込んでいました。相川下山之神町 総源寺向かいです。

総源寺は江戸時代に開門した由緒あるお寺。境内には奉行のお墓があり山門前には立派な仁王様が睨みを利かせています。付近には大山祇神社など寺社が点在しているので散策しても楽しい。

選鉱場に隣接している「相川技能伝承展示館」では佐渡の伝統工芸である裂織りや無名異焼きの体験ができます。
裂織りは使い古した古木綿を使って「ネマリバタ」という地機を使って織り上げます。布は丈夫で雨や風を通しにくいことから昔は仕事着として愛用されていました。今ではコースターなどの小物やバッグなど実用品が人気のようです。
無名異焼きは金山から出土した鉄分の多い赤土を粘土に混ぜて焼いた陶芸品で、重要無形文化財に指定されています。高温で焼き上げるため丈夫で使い込むほど光沢が増すと言われています。
各体験は予約制ですが見学は自由なので気軽にお立ち寄りください。
相川技能伝承展示館の情報はこちら
また近くには「相川郷土博物館」もあります。こちらは旧御料局佐渡支庁の建物(国指定史跡)を使用しており、館内には金銀山や相川の町の貴重な資料が展示されています。御料局の名残を残す菊の御紋入りの屋根瓦も見どころ。
相川郷土博物館の情報はこちら

この秋はぜひ佐渡へ!

佐渡や金山に興味を持ったなら佐渡に遊びに来ませんか?これからの季節は美しい紅葉や新米コシヒカリ、新鮮な魚介がみなさんをお待ちしています。トキも大空で待って(舞って)います。
週末や連休は“キセキの島”佐渡にこいっちゃ!

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